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感想・レビュー・書評
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明治創業で、ひいひいじいちゃんの代からの倉そば。老舗の手打ちそば屋。
4代目の父ちゃんが、交通事故で肩を痛めて、満足のいくそばが打てない。
やる気を喪失していた。息子の旬は、高校生で、蕎麦を打てないがカツ丼だけ自信があった。
借金の連帯保証人として、1億円を背負うことになった4代目。
そんなところに、お嬢様の竹宮彩が紛れ込んできた。竹宮彩の父親の借金だった。
そして、同居することに、借金取りは青沼。
ふーむ。健気で努力家の息子旬。天真爛漫なお嬢様の彩。
そして、借金取りで投資家の陰気そうな青沼。
役者は、揃っている。絵もしっかり描かれている。
まずは、マグロの中落ちカツ丼ぶり。
肉の代替えで、作り込み。蕎麦つゆたれが鰹節なので、マッチする。
次は、牛バラ肉で、牛丼を作るように青沼から言われる。
柔らかく、タレが染みたおいしい牛丼。
スープをきちんと作り、玉ねぎスープのタレで輝かせる。
三番目は、地鶏を使った料理。
簡単に教えてくれないので、自分で、地鶏料理を考える。
古典的な料理人の成長物語。
お嬢様のキャラもよく、青沼の何を考えているのかわからないのも魅力である。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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