名前も呼べない [Kindle]

著者 :
  • 筑摩書房
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感想・レビュー・書評

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  • 「これより酷いことはいくらでもある」とか「そんなこと考えるより前進します」なんて誰に言わされてんだか。そんなの嘘でも言葉にしてたらそりゃ分からなくもなる。

    冒頭から自分に甘く酔った香りのある主人公が、恋人にこてんぱんにされて梅酒捨てんのは、換気されてるみたいでなんだかスッキリした。
    でもこの後もまた溜まっていくんだろうな。

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著者プロフィール

1986年、静岡県生まれ。2015年、「変わらざる喜び」(「名前も呼べない」に改題)で、第31回太宰治賞を受賞。他の著書に『稽古とプラリネ』『緑の花と赤い芝生』『きみはだれかのどうでもいい人』『ピンク色なんてこわくない』がある。

「2022年 『名前も呼べない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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