かくしごと(1) (月刊少年マガジンコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ノリが若干苦手だけど独特の絵柄はハマる人はいるだろうし、下ネタとかの線引きがちゃんとしてて好感

  • 漫画家としての実体験や、
    漫画家の裏話的な要素が楽しめるのが〇。
    公安が来た話が一番良かったwww
    1話あたりの構成も変わっていて、
    作者巻末コメントみたいなのも、
    いい味出してるねー。

  •  なんつーか。
     一連のCOVID-19のおかげで仕事が強制休養になって、そうなると本を読もうって気にならないのね。
     あ、心穏やかじゃないと読書でできないんだわ、と気づいた。
     でもって、なんだかんだと今まで平和にやってきたんだな自分と、両親やら旦那やら周りの方々に感謝するのである。

     で「かくしごと」なのである。
     アニメみて、号泣して、買いました。
     なんだかんだといっても、久米田先生は絵が上手いと思います。

     いや、話ももちろん面白いのよ。でも、なんというか、空間を描くのが上手いなぁと改めて思いました。

     で、「かくしごと」
     娘に、漫画家であることを隠して生活しているシングルファザーのお話し。
     隠すために、どたばたがあるのだけど、どれもが基本愛らしい。
     そして、随所にどんどん入れられる言葉遊び。
     これって、なに?って考えるのが楽しい、のが久米田作品の魅力の一つだと思う。

     臨海学校というか、別荘の話が好き。
     やることなくなって、漫画かくっていう、好きなことを職業にしてしまって、も、今更好きなのかどうかよくわからなくなっているのに、こういう時になったら、やっぱり好きなんだよ、ってなる<業>みたいなのが好き。

     

  • 友人に薦められアニメ1話を鑑賞後に読了.まさに中目黒に住む「おしゃP」の友人もいるので複雑な気持ちになった.彼らは他者より自分の靴下を気にしているとは思えない.むしろ他者を気にしすぎているのでは?業界の内部を描く話は個人的には楽しめないようだ.編集者と作者の手のひらで転がされている気がしてしまった.漫画家,出版業界に関心がある人は楽しめるのだろう.蔦屋書店の雑誌のタイトルに苦笑した.漫画読者はルサンチマンを抱えているのだろうか.

  • アニメを先に見てしまっての読書。
    表紙絵が,アニメエンディングの「君は天然色」に似合う,わたせせいぞう風なところや,パンドラの箱を開ける冒頭などほぼそのままで,読みながら常にアニメ声優の声が頭の中で再生される始末だった。物語の間にはアニメにはないコラムもあり絶望先生から引き継がれる久米田康治ワールドって感じで面白かった。

  • 漫画家の父親後藤可久士と幼い娘姫のハートフルコメディ。
    後藤可久士は自分の職業が漫画家であることを姫に知られたくないので、あの手この手で隠そうとする。作品の原稿も離れた場所にある倉庫に隠しているという念の入れようだ。
    一巻では小学生の姫との生活が描かれる。
    後藤可久士は「風のタイツ」を連載中で、過去に「きんたましまし」という作品も描いていた。この「きんたましまし」は今でもコアなファンがいる作品で、後藤可久士はそのことが姫にバレることを恐れている。
    「きんたましまし」はエッチなマンガということになっているが、この「かくしごと」じたいはエッチではなく、さわやかですらある。時折スカートがめくれたり、アシスタントが水着姿を披露するなど、お色気ショットらしきものはあるが、アクセント程度だ。
    姫が原稿を隠している倉庫を見つけることは最初から明かされている。どうやら小学生ではないようだが、制服を着ているので、中学生か高校生のころのできごとになると推測できる。
    父親が下品なマンガを描いている漫画家であることを知った姫がどうするか。もしくは知られたことを知った後藤可久士がどうするか。という関係性の変化とその後というのが、今後の見どころになる。

  •  タダだったから読んでみた( ´ ▽ ` )ノ

     こんどアニメになったやつ( ´ ▽ ` )ノ
     マンガというよりセリフ付きイラストって感(動き・奥行がなくスタイリッシュ)( ´ ▽ ` )ノ
     なんかどっかで見た絵柄&ノリだと思ったけど、筒井康隆マンガっぽい、のかな?(遠い昔、筒井康隆先生御自らペンを執ってマンガをお描きになられていたことがあったのだ)( ´ ▽ ` )ノ
     ダジャレダジャレ、またダジャレの連打( ´ ▽ ` )ノ
     とまるいん・さつきには笑った( ´ ▽ ` )ノ
    「きんた・ましまし」( ´ ▽ ` )ノ
     あれ、永井豪先生作「へんちんポコイダー」のパロディだよね( ´ ▽ ` )ノ
    (あんまりダジャレが多いんで「飯ごう炊飯」もそれなのかな?……と思っていま調べたら「飯ごう炊飯」「飯盒炊爨(さん)」どっちも可みたい。前者はご飯のみ・後者はおかずなどの調理も含む、という使い分け、らしい)
     漫画家(描く仕事)であることを娘(隠し子と?)に知られたくない(隠し事)カクシ・ゴトー( ´ ▽ ` )ノ
    「だがしかし」級のダブル・トリプルミーニング・タイトル( ´ ▽ ` )ノ
     欄外のマンガ誌パロにも凝ってる( ´ ▽ ` )ノ
     お話としては、ギャグだし、まあこんなもんか( ´ ▽ ` )ノ
     公安来訪のエピソード、いちばん嘘くさいのにあれが実話だったとは(!?)(@_@)

     続きはアニメで、かな?……アニメも見なくていいかな?( ´ ▽ ` )ノ


     しかし本書、あとがき、あとがき、またあとがき……どんな編集がなされているのか知らないが、いったい何回あとがき読まされたんだろう?……(´ε`;)ウーン…

    2020/04/06

  • 漫画を描く仕事を娘に隠しているお父さんの話(?)

  • まったく記憶に残っていない

  • ヴェテラン作家による傑作の始まり……といっていいような期待を感じました。まぁ、続巻は未読なのですが……

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著者プロフィール

出身:神奈川県、デビュー:1990年 『行け!! 南国アイスホッケー部』第27回新人コミック大賞(小学館)で入賞。1991年 週刊少年サンデー15号より『行け!! 南国アイスホッケー部』を初連載。受賞歴 :『かってに改蔵』(平成13年度 第25回講談社漫画賞・少年部門ノミネート)・『さよなら絶望先生』(平成19年度 第31回講談社漫画賞・少年部門受賞)、コミックス:『さよなら絶望先生』全30巻、『せっかち伯爵と時間どろぼう』全6巻。『なんくる姉さん』(原作担当/漫画・ヤス)全5巻。

「2020年 『かくしごと(12)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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