流水りんこのアーユルヴェーダはすごいぞ~! [Kindle]

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  • 主婦と生活社
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感想・レビュー・書評

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  • 学ぶというよりは主婦のアーユルヴェーダ体験記というような感じ。

  • アーユルヴェーダの魅力、その奥深さ、面白さがわかりやすく、著者自身の体験や感想もあって読みやすい。
    アーユルヴェーダについて何も知らない、興味も持っていなかった著者が、(ようやく)興味を持って実際に体験していく…
    身体のメンテナンスのため、アーユルヴェーダの病院に入院する。

    日本ではマッサージや医食同源な分野がよく強調されているが、ホリスティックな医療であるアーユルヴェーダ。
    食事、規則正しい生活、運動――それは武術――、そして占星術を取り入れている。
    興味深かったのはファミリーテンプルの見学。
    アーユルヴェーダに仕える一族が守ってきた森の中の寺院は原始的な自然崇拝・多神教的な雰囲気もありつつ、その神の姿は目に見えるものではない、と…
    その象徴は祠に並べられた8つの椅子だった。
    あと伊藤武『秘伝マルマ ツボ刺激ヨーガ』( https://booklog.jp/item/16/25350940 )でも紹介されていた、マルマ(急所)についての言及もあったのが新鮮。よくチャクラについては言及されているが、マルマは省かれることが多いので。

    現地の若者が、アーユルヴェーダの奥深さに触れ、積極的に生き生きと「学びたい!」と話す姿をどこか冷めた目でみていた著者。
    「迷信のよう」と言っていたのが、‘3000年近くも臨床例を重ねているものを 簡単に迷信だなんて言えないよね 迷信だけだったらこの3000年の間にとっくに淘汰されちゃってもおかしくないよ(p.104)’と考える。
    なんでも穿って見て、眉唾として疑っていた著者が、帰国後にヨーガをしている姿に、変化を感じた。

    Kindle Unlimited 読了。

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著者プロフィール

196X年4月東京生まれ。漫画家歴30年以上。インドに魅せられ、渡印すること数知れず。その旅のさなかに知り合った南インド・ケララ州出身のサッシーさんと結婚し、2児に恵まれる。サッシーさんとの日常や子育てを描いた『インド夫婦茶碗』は20巻を超えるビッグヒットに。

「2018年 『流水りんこのインド占星術は深いぞ~!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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