誰でもできる透視リーディング術: 光の記憶 魂の記憶を思い出す [Kindle]
- ナチュラルスピリット (2016年7月13日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (143ページ)
感想・レビュー・書評
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夏休みは毎日「あなたの知らない世界」を見てビビるのが恒例行事、という幼少期を送ったので、死後の世界観の昨今の見違えるような変化には驚くばかりです。
宜保愛子さんに代表されるような、除霊メインみたいな世界から、江原啓之さんのように霊感のある方が質問者の守護霊の言葉を伝える、という時代を経て、今は「誰もがあちらの世界と交信できる」という時代に変わってきている印象です。
どんなものにも、はやりすたりというのはあるんだなぁとつくづく思います。その時にはそれが正しくても、後でそれをまったくひっくり返すような考え方が出てくることもあるんだから、自分のセンサーというか、評価の目みたいなものはしっかり持たないとなぁといつも思います。(スピリチュアルに限らず)
そして、昨今はやりのこの「自分自身であちらの世界にアクセスする」という考え方、つまり「霊媒師などの他人の手を借りなくてもよい」という考え方を初めて知った時は衝撃でした。立花隆さんじゃないけど、「本当に隣にもう一つの世界があるならぜひ見てみたい」という好奇心を刺激されまくっています。霊媒師などにお金を払って何かを見てもらう、というようなことは、どうしても胡散臭いと思ってしまうけど、自分自身がチャネルできるなら、ぜひのぞいてみたい。
というわけで、この手の本をよく読みますが、うーん、はっきり言って、筆者の知的レベルを疑う本も多くありますし、理解していないくせに量子物理学を孫引用で持ち出してきて、肝心のところはまったく非論理的、という文章にうんざりすることも多いです。
まさよさんのこの本は、そういう意味ではご自身の言葉で、ご自身の感覚をちゃんと精査して書かれているのが見えるので、とても好感を持ちました。他の類似本とは少し違うように思いました。
書かれているワークを試そうと思っても、いつもそのまま爆睡してしまうので、私はやっぱりまだ「向こうの世界」は見えていませんが…。
たとえば不安を感じていて眠れない日々を送っておられる方は、どうせ眠れないなら、ここに書かれているワークを試してみるのは、(当初の目的とは違いますが)すごく効果があるのでは?と思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
透視リーディング術の指南書。むしろ生きる意味、生き方を指南する書。