殿、利息でござる! [Blu-ray]

監督 : 中村義洋 
出演 : 阿部サダヲ  瑛太  妻夫木聡  竹内結子  寺脇康文  きたろう  千葉雄大  橋本一郎 
  • 松竹
3.60
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本棚登録 : 43
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105104655

感想・レビュー・書評

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  • 江戸中期。仙台藩は財政が厳しく、重税にあえぐ百姓や町人たちの破産と夜逃げが後を絶たなかった。小さな宿場町・吉岡藩もすっかり寂れてしまい、造り酒屋の主・穀田屋十三郎(阿部サダヲ)は町の行く末を案じていた。
    そんな中、知恵者の菅原屋篤平治(瑛太)がある秘策を打ち出す。それは、大金を藩に貸し付け、藩から利息を得るというものだった。
    目標額は、千両。しかしこれが明るみになれば打ち首必至。十三郎とその弟・浅野屋甚内(妻夫木聡)、さらに宿場町の仲間たちは、水面下で大金を掻き集めようと知恵を絞り、奔走する。
    実話に基づいたヒューマンドラマ映画。藩の重い年貢に苦しむ宿場町吉岡が藩に大金を貸し付け利息を取り宿場町を潤すという奇策の実現のために吉岡の商家が団結して金を出し合い家財道具を売り払い家族が奉公に出て千両を作ろうと奔走する展開が、出資金の額の高低を争ったり、阿部サダヲ演じる十三朗と妻夫木聡演じる甚内の確執、山崎努演じる甚内のけちんぼの評判の裏に隠された驚きの素顔を絡めて描いていて、未來のために私心を捨て奔走する人々の熱いドラマに感動させられる傑作時代劇映画です。
    阿部サダヲ、妻夫木聡、瑛太、松田龍平、竹内結子など演技派のアンサンブルが、見応えあります。

  • 面白かった。人情喜劇的な感じかしら。コメディ要素よりはそういう「人情」な要素が強い。ふわっと見られるいい話。
    温泉出るんじゃないかと期待していたので、掘り当てられなくてそれは残念。

  • 心が洗われる。みんなに観て欲しい。

  • CSの放送で。

    いやこれタイトルとポスター詐欺でしょ…。
    超高速レベルのドタバタ時代かと思ったら普通ーーーーーーーーーーーーに良い話だったしなんならグス…てしてしまうレベルだったじゃないですか。
    気になるけど、このポスターのテイストだとあんま期待できないかな劇場で見るレベルじゃないかな…とか思って今の今まで後回しにしてた。

    羽生結弦くんが出てるっつうのも「話題作りにチラッとでしょ?」くらいだったけど、全然良かった…。
    いや、話題作りでチラッとには変わりない感じではあるんだけど。

    実話に基づく話だから面白みに欠ける部分はあるんだけど、配役も良かったし、良作だった。

  • 仙台藩吉岡宿は、毎年の伝馬役が重くのしかかり穀田屋十三郎はこのままでは町がなくなると、お上に直訴するつもりだった。それを菅原屋に止められ、殿に金を貸し、その利息を伝馬役にまわせば良いと言われる。まさかと思ったアイデアを十三郎は本当のことにしていく。そして弟の浅野屋甚内は父から託されていた吉岡藩の伝馬役を減らしてもらうために貯めていた財を投げ打つと話す。町のみんなはどのように結託していったのか。実話に基付いた話ですごく良かった。妻夫木くんは相変わらず最高。みんなからは守銭奴ど嫌われている浅野屋の訳ありげな雰囲気が良かった。

  • 2016/11/18
    監督 中村義洋 阿部サダヲ 瑛太 妻夫木聡 竹内結子 松田龍平 山崎努 堀部圭亮←何故か今回グッときた
    昔もお上はグズグズで至らんのだな
    今は進歩しとる方なんだろけどやはり役人は好かん。だが堀部圭亮のやる代官はとても良かったです。
    話的には邦画時代物独特、波がうねるような感じ?派手じゃないけど阿部サダヲ映画は基本あんなタッチの面白さを含み感動も含みな安定した感じで外さないよね。まぁ妻夫木聡が演じる旦那がぐうかっこいい。弱視で大人しく財テクに長けてる、それなんて属性よ。竹内結子はやはり好き
    総合的に3.8!もう4でえーやん

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