The Pandora Device (Camp Hawthorne Book 1) (English Edition) [Kindle]
- Candleford Press (2016年8月5日発売)
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感想・レビュー・書評
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なくなった父と母が、かつてキャンプ・ホーソンという謎めいたサマー・キャンプに参加していたことを知った6年生のステラ。試験を受けて合格した者しか参加できないキャンプだが、ステラは首尾よくなかよしのレスリーや近所の男の子ジェイデンと共に参加することになる。
行ってみると、このキャンプはなんとESPの能力を持つ子だけを集めて、その力を引き出し、また一般社会のなかで危険がないよう守るという趣旨のキャンプだった。かつての文豪ナサニエル・ホーソンが、祖父が魔女狩りの裁判に関わったことを残念に思い、そのつぐないをするため秘密裏に設立したのだという。みんながつぎつぎと自分の能力を見いだしていくなかで、ステラはなかなか自分の力に気づくことができない。と同時に、ステラのもとに「両親のことを知ろうとすると危険」という脅迫めいたメモが届くようになる。いったい何が起きているのか……。
……というはじまりで、期待通り(?)悪の組織とかマッドサイエンティストみたいなやつも登場し、それなりに面白いんだけど、なぜか読んでいるとちゅうで少し中だるみする。ほぼ予測通りに話が進んでいくのと、登場人物がみんな役柄を割り振られたコマのような感じで、あまりキャラ立ちしていないのが原因かな。そんなわけで、悪くはないけど☆4つという感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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