原書You Can Heal Your Life, Companion Book(2002年)
「ルイーズ・ヘイの内なる力」(ラブランド)に感銘を受け読んだ。
ルイーズは冒頭、You Can Heal Your Lifeのガイドブックと名付けるとしている。
その通りで「内なる力」とは異なり、分野別のエクササイズをする構成になっている。
まず一度全体を読み、次にすべてのエクササイズをするよう、そして問題を抱えている分野については何度も行うように書かれている。
まずは読み通してみた。
各分野に対して、以下のようなエクササイズで構成されている。必ずルイーズの心優しい諭すような説明もされている。
・ネガティブな言葉で書かれたリストが提示され、当てはまればチェックする。
・親に関わる問題、自分自身の問題を書き出し、親とのつながりを分析する。
・子供の頃覚えていること、親から学んだこと、信念や思い込みを書き出す。
・現在の習慣を分析したうえで、アファメーションを考え書き出す。
・初めのネガティブな言葉で書かれたリストへのアファメーションの例が示される。
・まとめとして言葉の処方箋(Treatment)が示される。
親からの刷り込みが現在の自分を構成しているため、インナーチャイルドの癒しが必要なことがよく分かる。
「内なる力」を読んで、私は恐れや批判的な思考に対する問題を抱えていると思っていたが、怒りも抱えていることが発見だった。
各分野ごとにきちんと説明がされているが、その説明が中心となっている「内なる力」を先に読んでいたため理解を深めることが出来て良かった。
全ては順番通りにやってくるのだと思う。
エクササイズをすると多分とても時間がかかる。それでも自分のためにしっかりやって行こう。
なお翻訳されなかった3章分は特典で入手可能である。
体の不調に関する内容もあるようで、現在の私に重要なため続いて確認したい。(2023.8.30)
※2021.9.16購入@amazon、kindle版
2022年から読み始めたが、改めて2023.8.15から読書開始
2023.8.30読了