まんがで身につく 孫子の兵法 (Business ComicSeries) [Kindle]
- あさ出版 (2016年8月2日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (218ページ)
感想・レビュー・書評
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孫武著「孫子」をマンガ化。
現代ビジネスにも通じる、戦いの勝算を高める手法を解説しています。
✅物事は良い面と悪い面の両方を見る
✅勝てる領域に戦力を集中させる
✅相手の力を利用する
古典の名著からビジネスの基本を学びたい人におすすめです!
Uo・ェ・oU
勝つべくして勝つ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
気に入ったトコ
『寡なき者は人に備うる者なり。衆き者は人をして己に備え使むる者なり。故に、戦いの地を知り、戦いの日を知らば、千里なるも戦うべし。戦いの地を知らず、戦いの日を知らざれば、左は右を救うこと能わず、右は左を救うこと能わず、前は後を救うこと能わず、後は前を救うこと能わず。況んや、遠き者は数十里、近き者は数里なるをや。以て吾れ之を度るに、越人の兵は多しと雖も、亦た奚ぞ勝に益せんや。故に曰く、勝は擅ままにす可きなりと。敵は衆しと雖も、闘うこと無からしむ可し。』
「兵力が分散して薄くなってしまうのは、相手からの攻撃に備える受身に回っているからである。兵力を集中させて優勢にできるのは、相手がこちらの出方に備えるように仕向けた主体的な立場だからである。そうしたことから、もし戦闘地点も分かっており、戦闘開始の時期(日時)も分かっていれば、仮に千里も離れた遠方であっても主導権を持って戦うことができる。逆に、戦闘地点も戦闘時期も予測できず、受動的に戦わざるを得ないような場合には、左翼が右翼を救援できず、右翼も左翼を救援できない。また前衛が後衛を救援することもできず、後衛が前衛を救援することもできない。一つの軍であってもこのような状態であるから、遠く数十里、近くても数里離れた別働の友軍支援などできるはずがない。
こうしたことを踏まえて、私が呉越の戦いを考えてみるに、越の兵力がいかに強大といえども、それがそのまま勝利につながるわけではない。だから、呉の勝利は思うままに得られると言ったのだ。敵が強大であっても、それを分散させて、思うように戦えなくさせることができるからだ。 」 -
兵法だけどビジネスにも使えるよーって本。
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文字ばかりの書籍に抵抗がある人向けと思われます。
160頁ほどの漫画の中で用いられる孫子の兵法は巻末35頁にまとめられている。
ちょっと漫画のノリに合わなかった。
あと肝心な孫子の兵法が登場するさいのフォントが読みにくい。 -
孫氏の兵法は一度は読んでおきたかった。漫画だから難しいけど何とか読めた!
孫氏の兵法がどうのと言うよりも、会社のピンチを乗り越えていくために兵法をとことん読み込んで覚えて活用していく主人公のパワフルさが羨ましかった。 -
いいこと書いてます。流石です。