- Amazon.co.jp ・電子書籍 (198ページ)
感想・レビュー・書評
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Kindleで安かったので。こういった企業のゴシップ系は結構好きな系統なので。それと以前から、粉飾系のカネボウ、東芝と並び気になっていたので、これを機に読みました。当時、ウッドフォード社長就任→退任の流れがあまりに唐突で、「なんなんだろう??」と思っていましたが、そういう裏なのね。。。ということで納得。企業の衰退とか不祥事とかは、これまで見てきた限りもちろん経営の失敗があるのですが、だいたい権力闘争が絡んでますね。このオリンパス事件はその最たるものかと。ほかの会社もそうですよね。内容的には、少し薄い気もして、もう少し深いところまで。。。という印象もありましたが、すらすらと読めました。
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日本人はサムライかイディオットしかいないという言葉には、思い当たる節を多分に感じる。
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ドラマみたいな感じで&生々しくて、楽しく読めた。情報ソースが漏れた時点で、オリンパスは作者に探偵をつけたりしなかったんだろうか。。。
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2020/05/01ザ粉飾オリンパス事件
財務分析の基本大きな変動の数字を重点に調べる2008年3月のれん代787億円から2998億円回2211億円増加M&A
2011年4月ウッドフォード社長の就任
国際会計基準はのれん代を均等償却しない
1020年の均等償却は損失の隠蔽土橋工作に使われる日本の財務の不透明さの温床1998年伊藤忠商事のには卯一郎新社長は4000億円の不良資産償却を行った断行した
第三者委員会甲斐中辰夫東京高検検事長
経営トップの主導
ワンマン体制、自由に意見が言えない
会社を私物化する意識の蔓延
損失隠蔽の手段が巧妙だった
取締役会監査役会が形骸化
監査法人が機能せず
違法な財務処理に加担した外部協力者
経営中心部が腐っており、周辺部分も汚染され、悪い意味でサラリーマン根性の集大成!
日本人はサムライと愚か者に極端に分かれてしまうウッドフォード
信念を持って正義や美意識を貫こうとする人物がサムライ、騎士
日本人の事なかれ主義