はじめての森田療法 (講談社現代新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 私の場合には、この本を読んでいること自体が神経症的行為だなぁ、という事に後からはたと気がつきました。専門家でも仕事に必要なわけでも無く、自分と家族の課題解決のためだけにメンタルヘルス関連を読み漁っているので。タイトル通り、一般向けの入門書という印象でしたので、ちゃんとした理解を得たい方には不向きかもしれません。個人的にはATフィールドが中和される(つたわれ)丁度良い内容でした。健康的な方には読む必要のないたぐいのものでしょう。「あるがまま」はちょっと誤解もされそうで慎重に使いたい言葉。「ありのまま」とも違う。メンタル“トレーニング”に積極的な方にも、何かしらのヒントを持ち帰れそうな治療方法の紹介本だと感じました。

  • まさに入門書。
    これで森田療法が全部理解できるかというと難しそう。
    「森田療法」(岩井寛著)の方がインパクトがあり名著。

  • 森田療法の概要を知りたく読了
    読んでいて、自分にも当てはまる事例がたくさんあり、時々出会うフレーズに心がふっと軽くなる感覚
    これは自分のことを言ってるのでは?とつい思ってしまう箇所がたくさんありました
    読めてよかったです。
    気持ちや感情にとらわれずに行動に集中するというのは、言うは易しではあるが、意識をしようと思う。
    気持ちや感情を抑え込むのではなく、放っておくことが大事という主旨がとても印象に残っている

  • 森田療法のエッセンスを学ぶことができる新書。心の声を無視し続けると、心や身体に弊害が現れてくるので、あらゆることをあるがままに受け入れることが大切だ。「普通がいいという病」の泉谷閑示氏の著書と併せて読むと、より生きやすくなるのではないか?と思った。

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著者プロフィール

1946年生まれ。埼玉県出身。
[現職]森田研究所所長[専門]精神療法学(特に森田療法),比較文化精神医学
[著書]『森田療法の研究』(共編)金剛出版,1989。『「くよくよするな」といわれても』法研,1998。『実践 森田療法』講談社,1998。

「1999年 『癒しを生きた人々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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