流星茶房物語 龍は天に恋を願う (角川ビーンズ文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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    Kindle版読了。

    伝説の茶師を目指して日々勉強中の16歳茶師ヒロインと、半年前に即位したばかりで常に仮面を被り顔を隠している19歳皇帝ヒーローとの中華風ファンタジーラブストーリーです。

    先帝亡き後、皇帝の座を狙う叔父によってヒーローの兄だった皇太子も亡くなり、ヒーローは兄の代わりに皇帝となります。
    伝説の茶師に憧れるヒロインは、お茶が縁でヒーローと少しずつ近付いていきますが、同時に宮廷内の権力争いに巻き込まれていきます。

    前作『ニーナと精霊の扉』が好きだったので、新作を読んでみました。
    表紙絵をパッと見た時は、一瞬、アオイ冬子氏の絵かと思ったのですが、良く見たら違う絵師さんでした。(^_^;)

    架空の世界の大陸にある国が舞台ですが、中国茶(?)がメインのお話で、ワクワクしながら読み進めました。
    きっと、ヒロインは伝説の茶師の生まれ変わりなんだろうな〜と思うくらい、全てが上手く運びます(笑)。
    中国茶ですが、ヒロインがお茶を入れる時の精神は茶道の「一期一会」と全く同じだと思いました。
    やはり、仕事に一生懸命なヒロインは好感が持てます。

    ラスト近くでヒロインに口付けしようとして未遂に終わったヒーローの行動から、両片想いの2人だと分かりますし、果たしてヒロインが伝説の茶師の生まれ変わりなのかも気になりますので、是非、続編を希望します!

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著者プロフィール

北海道出身。第12回角川ビーンズ文庫小説大賞《読者賞》を受賞。「ニーナと精霊の扉」(受賞作改題改稿)にてデビュー。

「2018年 『男装令嬢とふぞろいの主たち2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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