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- Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
感想・レビュー・書評
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とても繊細で、不思議な絵本。
主人公の「ぼく」は、うさぎのニニーの人形を本当の友達と思ってとても大事にしている。
ある時、遊んでいる最中にニニーが木に引っ掛かり、腕がとれかけてしまう。「ぼく」は、ニニーの腕に包帯を巻いて、早く治りますようにとお祈りする。それからしばらく経った晩、ニニーが「ぼく」を呼んだ。
「ねえ!おもちゃのくにから、しょうたいじょうがとどいたよ。おもちゃのくにの おまつりだって」
「ぼく」と腕がとれかけたままのニニーは、おもちゃのくにに出発する…
可愛いのだけど、不安感や淋しさをしきりに誘ってくるような不思議な絵だ。
最後「ぼくとニニーはきょうもいっしょだ」の1文に、娘はホッと安心し、母はとても切なくなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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