聞きかじりや話題になった都度に検索した程度のつぎはぎの知識しかもちあわせがないため、知識の統合と更新を図った。
目的は概ね果たせたが、品の良い本ではないので、内容とは無縁のところで無駄に疲れる。
最後の章は2016年から未来を予測するもので、コロナの世界的パンデミックなどによってものの見事に台無しになっているが、1割くらいは見通せているように思える。オリンピックへの過剰な期待と対立勢力憎しによって目が曇っているように見えるが、あるいは呪をかけているのかもしれない。言葉にすることによって現実を招来する呪、言霊というやつだ。
余談だが、マイナンバーカードを執拗に攻撃する勢力がどのあたりの立ち位置にいて、貧困ビジネスや弱者援助ビジネスをNPOでやってる人々がどのあたりの立ち位置にいるのか、確認することもできる。
通名のメリットについてこれまでピンとこなかったが、通名が自由自在に使えたころは裏金用の口座作成も自由自在だったとか。政策によってそれがどんどん封じ込められてきていて、マイナンバーカードはその大きな要石に位置づけられるらしい。
封じられたことによって減ったシノギの代わりに貧困ビジネスなどに手を伸ばすだろうという予測が述べられている。2016年からすでに兆候はあったということか。