ストライカーのつくり方 アルゼンチンはなぜ得点を量産できるのか (講談社現代新書) [Kindle]
- 講談社 (2011年6月20日発売)
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感想・レビュー・書評
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「子供たちが目前の欲望だけに惑わされがちなのを正してあげることが重要」と話す。「試合に出たい、勝ちたいと思うのは当然。だがプロを目指す子供たちにとっての目標は、決してジュニアのレベルでタイトルを取ることではない。サビオラはとても賢い子だったので、そのことに納得し、以後はどんなことが起きても絶対にくじけなかった」
「アルゼンチンでは幸い、昔から小柄な選手が活躍してきた歴史がある」
ひとりのストライカーが試合を勝利に導くことはできるが、タイトルをもたらすのは指導者を含めたチーム全体の仕事なのだということを絶対に忘れてはならない
名選手の出現に期待するのであれば、重要なのはいかにして名選手を育てるかではなく、まずは「土台」=「FW育成に必要な『発掘・ユニットの形成・チーム作り』の3ステップがきちんとなされる環境作り」が先決であり、そのためには十分な時間が必要
選手よりもまず指導者を育てることが先決
見守られているという安心感詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アルゼンチン在住のライターによる、アルゼンチンサッカーがなぜ優秀なストライカーを輩出することができるのか、についてあらゆる取材を通して、その解を知らしめた良書。
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