旦那さんはアスペルガー [Kindle]

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  • コスミック出版
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感想・レビュー・書評

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  • 「発達障害」の中の一分類である「アスペルガー症候群」の話。自分の子供のころを思い返してみてもクラスに一人くらいは「なんかだいぶ変だな」というような子がおり、昔はただ変わった子として放っておかれたり、イジメの対象になっていたりしていた。それはもしかしたらアスペルガーの子だったのかもしれない。知らなければ、意識することもできない。この漫画の作者夫婦もそうだっただろう。アスペルガーと気づかれず、孤独な場所にいて傷ついた夫。夫に振り回されたように感じ、辛辣な言葉を投げかけ、夫のアスペルガーを知ってからは過去の自分の言動に後悔を感じる妻。知らないことで起きた悲劇。なんだか切ない。しかし、ふとしたきっかけで調べて知ることができたから、その後の展望も開けた。

    まずは知ることが何よりも大事なんだなと気づかせてくれた作品でした。

  • アスペルガー症候群という障害だから仕方がない、本人のせいではないと理解しつつも、、。
    やはりこんな夫は嫌だなと思ってしまう。。

  • 会社でちょいちょい名前を聞くので、ちょっと読んでみました。

    メンタルを壊したというよりは、先天性のものでしょうか。ここまでひどい人は見たことないな…と思いつつ、程度の差こそあれ、身近な病なんだろうなと。しかし難しい病気ですね。

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著者プロフィール

東京都生まれ、漫画家。少女漫画アシスタントなどを経て青年誌でデビュー。アスペルガー症候群のある夫との日常を綴った『旦那さんはアスペルガー』(コスミック出版)シリーズは累計10万部に達する話題作となった。他の作品に『うちの困ったさん』(リイド社)などがある。



「2021年 『発達障害がある子の会話力がぐんぐん伸びる おうち療育をはじめよう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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