マスコミが報じないトランプ台頭の秘密 (青林堂ビジュアル) [Kindle]

著者 :
  • 青林堂
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感想・レビュー・書評

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  • アメリカの大統領に誰がなるかということに関して世界中の人が関心を向けていると思う。
    マスコミから得られる情報を元に誰もがヒラリー氏が大統領になると考えていたであろう2016年の大統領選でトランプ大統領の当選の台頭を予言していた数少ない日本人の内の一人なのではないかと思う。

    著者のポジションは保守で、最後の章はその立場での提言になるが、異なるポジションの考えの人も報道と食い違う大統領選挙の結果の謎を考える上で面白い内容だと思う。
    また、自分にとっては新しい情報も多く非常に勉強になる本だった。

    この本にも書かれていたが、端的に言うとアメリカも日本と同様の構造が存在すると言うことだと思った。
    日本では、民主党が与党を務めた後に、安倍元総理の元で自民党が選挙に勝ち続けていた。しかし、その中の報道には偏向があり長期政権に対する批判的な内容が多くを占めていたと思う。
    批判のある人もいるにしても、外交や経済において成功にあると思う。特に、有効求人倍率が1以上になり望む人が仕事につけるようになった。転職などでキャリアアップも望めるようになった事が理由として考えられると思う。

    トランプ大統領のタブーを恐れぬ発言は左翼や共和党主流派の人たちからすると、自分たちの価値観や築き上げてきたものを傷つけられているとい感覚を覚えるのかもしれない。
    しかし、それは誰も触れなかった問題に対して果敢に挑んでいるという事かもしれない。

    報道では知り得ない視点で勉強になった。

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著者プロフィール

江崎道朗(えざき みちお)
評論家・情報史学研究家、麗澤大学客員教授。1962(昭和37)年東京都生まれ。九州大学卒業後、月刊誌編集、団体職員、国会議員政策スタッフを務めたのち、現職。安全保障、インテリジェンス、近現代史などに幅広い知見を有する。2019年第20回正論新風賞受賞。オンラインサロン「江崎塾」主宰。
著書に、『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』『日本占領と「敗戦革命」の危機』(以上PHP新書)、『日本は誰と戦ったのか』(KKベストセラーズ、第1回アパ日本再興大賞受賞)、編訳書に『米国共産党調書』(育鵬社)など多数。

「2023年 『ルーズヴェルト政権の米国を蝕んだソ連のスパイ工作-ー「米国共産党調書」を読み解く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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