ナショナル ジオグラフィック日本版 2017年1月号 [雑誌] [Kindle]

  • 日経ナショナル ジオグラフィック
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感想・レビュー・書評

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  • バックナンバー。
    丁度昼間に「そこまで言って委員会」のジェンダー特集を観たところだったんで、格好の比較対象ができた。
    まあ質・量共にジオグラフィックの圧勝でしたが……。

  • 「ジェンダー革命」という特集名、「多様化する性を考える」という表紙の言葉から、男女の二元論では考えきれないこれからの多様な性について学べるのではと思い、手に取りました。実際は、多様化するジェンダーについてが半分くらい、男だから・女だからという理由で現在起きている問題についてが半分くらいの構成でした。「男らしさ」を獲得するための暴力的な通過儀礼や、女であることを理由にした犯罪・差別などに関する記事が強く印象に残りました。女というだけで教育を受けられない、差別を受ける、路上で女性に嫌がらせをすることが男として認められるために必要とされる文化圏が今もあるのは衝撃的でした。

    他文化に関する記事が衝撃的すぎて、日本はまだ平和なのではと思い、ジェンダーや性差別の話は別の文化のできごとであるように錯覚しそうになります。でも、先日の報道では、ジェンダーギャップ指数で日本は116位。決して他人事ではありません。この指数が、政治、経済、教育、健康の4つの側面を評価して総合的に順位づけをしたものであることも今号で学びました。

  • LGBTにはある程度理解があるつもりでいたが、人々の性認識は四種類などで区別しきれるものではなく、限りなくグラデーションであることに気づかされた。個性という言葉の使われ方は彼らの奥の葛藤に比べてあまりに軽く響くかもしれないが、まさに「個」それぞれの「性」を受け止める時代においてはその言葉の持つ重みも変わってくるだろう。

  • 日本では、まだジェンダーの方を見るとすんなり受け入れることのできる人は少ないと思います(私もその一人)。
    この本には海外でのジェンダーの実情がメインで書かれています。
    また、単純にジェンダーの方の話題だけでなく、「そもそも性とは」といった根本的なことにも少し触れています。
    普段なかなかこういう話題について考えることがないので、少ない時間ではありましたが、いいきっかけになりました。

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