人生の教養が身につく名言集―――「図太く」「賢く」「面白く」 (三笠書房 電子書籍) [Kindle]

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  • 三笠書房
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感想・レビュー・書評

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  • 印象的だった内容(めも)
    ・言わなくてもわかる、はあり得ない
    「一言」を怠けるから、人と人は気まずくなる
    →わかる。
    ・「なんだ、私も多数派だったんだな」って思うだけ(物事の捉え方の話)
    ・歴史知れば失敗が怖くなくなる
     
    なるほどなぁと頷くシーンは多々あったけど、そんなふうに自分のやり方考え方を築いていくには、なにより積み上げてきた知識と経験の豊富さだよなぁと改めて思った(当たり前な感想)

  • 著者自身が言う通り、思いつきで並べた名言集のため、今ひとつ全体で何を言いたいのか分からない気もしますが、所々では名言が身に染みるところもありました。
    人の成長には本・人・旅との出会いが重要ということを心に留めてこれからも色々な出会いを満喫したいと思います。

    ---
    1章 人生について考えが深まる名言集
    愚痴を言う、他人を妬む、誰かに評価して欲しいと願う…人生をムダにしたければこの3つをどうぞ
    過ぎてかえらぬ不幸を悔やむのは、更に不幸を招く近道だ

    2章 人間関係の心得を教えてくれる名言集
    人間関係は別れるのが基本
    気の合う人とばかり付き合っては行けない
    反対意見を言ってくれる人を身近に置く

    3章 読むだけで考える力が身につく名言集
    国語で考えるな算数で考えろ
    読書の質はアウトプットで決まる
    歴史に学ぶ

    4章 より賢く生きるための名言集
    本、人、旅により成長する
    古典を読む(岩波文庫)
    若い人の言うことを聞く
    旅から学ぶ

    5章 仕事の極意を教えてくれる名言集
    計画をしっかり練る
    言葉だけではなく行動で示す
    仕事は怒ったら負け
    人を追い詰めない

    6章 生きる知恵を教えてくれる名言集
    大学を卒業したら子供は家から出す
    毎年遺言状を書く
    自分のことは自分で面倒を見る
    使いさえすれば体も頭も錆びない

  • 人と会話すること、旅をすること、本を読むことは人生を豊かにしてくれると改めて思った。
    特に好きだった名言は「力強いとは、相手を倒すことではない。怒って当然というときに自制できる力を持っていること。」と「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である。」

  • 出口さんの本はシンプルな文体で分かりやすくて大好きです。

    今回は、出口さんの今まで読破してきた本から名言を引用して、人生の道標となるような内容のコラムがテンポ良く続いていく、といった感じです。

    こんな上司の元で働いてみたい人生だったなぁ。多様性を尊重して若い人からの意見を大切にしてくれる人生の先輩がいる会社。

    最近、病気を患ってしまったということをネットニュースで知りました。心配なことに変わりありませんが、この本にも書いてあったように、還暦を過ぎたら毎年、遺書を書くことを勧めていたお方。病気と向き合うことは怖いことでしょうが、人生を悔いなく過ごしてきた満足感が、笑顔のお写真に表れていたように感じます。

    まだまだこの先も、出口さんの本からたくさんのことを吸収していきたいです。どうか、病気が少しでもよくなることをお祈りしております。

  • 筆者が様々な名言を紹介しつつ、解説をする本。

    わかりやすい解説がついているので読めばなんとなく生き方について身に付きます。

    ただ出口さんの解説、フィルターですので自分で考えることが重要です。

    私も気が付かされるところは多々ありましたが、どうしても旅に関するところなど、意識高さが気になってしまいました(そんなことじゃないのかもしれませんが)。

    第一歩として活用していきたいと思います。

  • 最初は楽しめたがだんだん飽きてくる。個人の考えなのでエビデンスが弱いと感じた。でも、古典には興味が持てた。

  • 中国の皇帝や古代ローマ王などの偉人の言葉を引用しながら人の在るべき姿について解説がされている。
    著者は若者に新刊を読むのではなく、有名な古典を読むように言っている。
    古典は縦軸:時系列、横軸:世界で語り継がれているからだ。

    以下この本を読んで自分が人生活かせると思った教訓です。

    ①人生を無駄にしたくなければ『愚痴を言う、他人を妬む、他人から評価されようとする』をしない事。
    そんな事を考えている時間があるのなら自分がワクワクする事に時間を使おう。
    ※そうはいっても他人の目は気になってしまうもの。それは今の仕事に夢中になれてない証拠です。仕事を楽しむにはどうすればいいか考えようと思いました‼︎

    ②「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
    世界的に有名な古典を読む事‼︎

    ③「ゆっくり急げ」
    PACAサイクルが上手く行かないのは、Pを熟考できていないから。
    Pをとことん具体的にしておけばCAも上手くいく。

  • 名言集が好きな人にはおすすめの作品です。

  • シンプルで分かりやすいため、あっさり読める。
    たくさん本を読む出口氏ならではの観点で、
    様々な偉人の名言が引用されている。
    何かのスキルが身につく、為になるというより、
    自身の指針や標語を見つけたい人にピッタリ。
    一番心に残った言葉は、
    「人生の楽しみは、喜怒哀楽の総量」ということ。
    そう考えると辛いことも絶対値に捉えられた。

  • 名言自体よりも出口氏自らのコメントの数々に納得させられるものが多い。
    膨大な量の本を読み続けたならではの説得力がある。

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著者プロフィール

出口 治明(でぐち・はるあき):立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年より現職。著書に『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ(文春文庫)、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』(文春新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『一気読み世界史』(日経BP)、『ぼくは古典を読み続ける』(光文社)等多数。

「2023年 『人類5000年史Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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