- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
感想・レビュー・書評
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大前研一のような切れ味ではないが、この人が見てきた事象を俯瞰すると結局こういうことで、それなら今後はこうなっていくだろう、という見方。とても面白いし、本当にそうなのだろうと思う。考え方の勉強になる。
■人間の五感を、大脳における神経密度の高いものから
順に並べると、視覚→聴覚→味覚→嗅覚→触覚 である
ようだ。目や耳で満足する段階から、舌を満足させ、
最終的には匂いや肌触りにこだわるようになる。
■これまでは帰納法でこと足りた。欧米というお手本、
正しい解答があったからである。
■同時生産、同時消費→瞬間生産、瞬間消費
長持ちするものはもう売れない
■トップとボトムは相似する
■ベンチャー成功の条件
①動機
②英明さ(賢さ)
③度胸
④情緒の安定
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2023年現在でも通用する予測。
それは事象の根本、本質を見抜き、情勢と相まって進むであろう方向。
ある意味予測する方法論であり、予測そのものでもある。 -
未来予測ノウハウ本と思って読んでみたが、作者が予測した未来が描かれている。
分断が進んでいること以外は合ってるかなという感じ。
日本のあるべき方向を示している内容。今の私がたどり着いて考えにとても近い。 -
2002年に出版されたとは思えない、驚きの予測精度。
・教育は娯楽化する
・好きなことをやる人が儲かる
・サロンの流行
・アメリカの孤立化
などが予測されており、終始興味深く読ませてもらった。 -
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