モラルリスク 1巻 [Kindle]

著者 : 北村永吾

• ビーグリー

感想・レビュー・書評

[s.a.tさんの感想 · 2022年6月9日]

保険犯罪を追う、元警官の話。
今どきには珍しい濃ゆ濃ゆの絵柄。
すれ違わないであろう人と、偶然にも出会ってしまった感覚。not for me。おっさんが読む、おっさんのための雑誌に載ってそう。
テーマとしては面白く、設定もベタなだけに話数的にも絵柄が違えばドラマ化までいけそう。でも、この作家さんに違う絵柄は無理なのだろうし、これはこれでおっさん紙に載ってれば読まれるだろう。そこに収まっていた「膨大な数の知らない漫画群」の一つに、Kindleだからこそ巡り合ってしまった。

著者プロフィール

１９９２年に『課長さんの冒険』で小学館ビックコミックスピリッツ賞佳作に入選し、デビュー。その後、土田世紀のアシスタントを経て、独立。代表作に『ＤＥＳＥＲＴ～都市砂漠～』（まんが王国）等がある。

「2021年 『マンガ　看取り犬・文福の奇跡』 で使われていた紹介文から引用しています。」