本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (239ページ)
感想・レビュー・書評
-
大川の評価は、著者自身が本書で引用している満川亀太郎の評価、「学者としては 血があり過ぎ 、志士としては学問があり過ぎる」が全てかと。
純粋に学者であれば、理想だけを語ればいい。そうすれば自身の思想に矛盾が生じることなく終えた可能性もあっただろう。
しかし、現実に介入するのであれば、、、、酸いも甘いもである。
東亜新秩序を第2の維新ととらえ、中国との関係を薩長のように改善?し、本来の敵であるアングロサクソン帝国を打倒。。。
やはり独りよがりとしか思えない(中国他にしてみれば大きなお世話だ)。
掲げた目標をして、生命線の満蒙の権益死守はやはり矛盾でしかない。
結局日本の主張は、中国、朝鮮にとって裏の目的が見え隠れしながらも同盟にいたった古代アテネのデロス同盟以下の魅力、説得力がかなっかたのであろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示