小さなチーム、大きな仕事 働き方の新しいスタンダード (ハヤカワ文庫NF) [Kindle]
- 早川書房 (2016年12月15日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (264ページ)
感想・レビュー・書評
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各節が1ページにまとまっていてとてもよみやすかった。(文字サイズに依るけど)
内容としてはリーン開発、アジャイル開発に関して述べていた。
色々と刺さる節があったが、2つ挙げるとすると
「決断することで前に進む」と「ヒーローになるな」だなと思う。
世間の一般的な見解との違いという観点では「『失敗から学ぶこと』は過大評価されている」というのもおもしろかった。
端的にまとめられてリズム良く読めることと、色々と読むタイミングによって刺さるだろうなという表現がいくつも載っていたので今後も折に触れて読み返すと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中小企業が生き残っていく上で、大切にしたい考え方がたくさんあった。身近な例えを挙げながら、難しい言葉を使わず、簡潔にまとめられている。苦手な翻訳書だけど、とても読みやすかった。
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仕事は少なくする。
競合のサービスが充実していたら、少なくすることを考える。 -
切れ味があって良い。大きな仕事をする小さなチームとはどういうチームなのかという点で読むのもよし、大きいチームと比較して読むのもよし。
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DHHらしい明快な話ぶりで、頭をガツンと殴られるような衝撃
コメント:
DHHは、顧客の声に耳を傾けるな!と話す一方で、アジャイルでは、顧客の声に耳を傾けろと言う。
一見矛盾するように思えるが、本当のところ矛盾していないと感じる。
なぜなら、顧客の本当に解決したいものに対してジョブを与えよと言うジョブ理論を使えば説明できるからだ。
つまり、顧客の課題を解決するのに適っているものを作れというメッセージ。
そのためには顧客の意見を聞くことももちろん大事だけど、そもそも必要なジョブってなんだっけ?と考えていれば本質は見失わない。
顧客は「A地点からB地点に行くという課題」を解決するために馬を利用することもあれば、他の選択肢がきっとあるはずで、それが自動車!!。
それがフォードのメッセージの本質。 -
各章が完結型で読みやすい。
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読みやすい
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構成がキーワードごとの章立てになっており、
各章の長さもさっと読める程度の長さなので、
どこから読んでもいいし、後からちょっとだけ
読み返すにも良いです。
仕事が生み出すものとしての「副産物」という考え方は、
自分の仕事に当てはめて掘り下げてみると、思わぬ発見に繋がりそうです。 -
強豪相手に勝つには相手より上を行くのでは無く相手よりも少なくするのも方法。
今年では無く今週することは決めよう。