マンガでやさしくわかる傾聴 [Kindle]

制作 : 葛城かえで 
  • 日本能率協会マネジメントセンター
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感想・レビュー・書評

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  • このおばさん、かまってちゃん?
    小さい頃の愛情不足か‥って見られる気がして、
    もう文句も言えんやん。

    傾聴って簡単って思ったけど、
    こりゃとんでも、ですなぁ。

    貼ってた、レッテル。
    心をわかろうとしてなかったなと思った。

    自分を見失わないようにしないと。
    ひとを助けた気分になって救われてる自分も
    まあまあ痛々しいのかもな、と。
    お互いさまだとは思ってるのだけども。
    こころのままに、素直に生きよう〜。


    繰り返し読みたい。

  • ★読んで私はこうする
    ・自分は、聞き上手だと誤解していた。
    もっと傾聴を勉強し、実践につなげていくことが1番の上達方法だと理解した。相手の話を聞いているようで聴いていないことも多いと思うし、自分がなるべく多くしゃべりすぎないよう努力していたとしても、割合的には同等かそれ以上のことも多い。
    常に向上心を持って傾聴スキルを磨いていきたい。

    ◆プロローグ傾聴って?
    ◇話上手より聞き上手
    ◇相手の思いを受け止め理解したことを言葉で返す
    ◇「聞く」と「聴く」の返答の違い
    →聞く…単に言葉を聞いてるだけ
    →聴く…相手の言葉を「聴き」、気持ちを汲み取っている
    ◆part1「聴いて欲しい」人の心の仕組み
    ◇仕事不幸な人ほど変化を嫌う
    →愛情不足は形を変えて湧き上がってくる
    ◇共感とは「相手にレッテルを貼らない」ことである→決めつけ…レッテル貼りをしないこと
    ◇話手のことがどうしても「おかしい」と思える時
    →話し手の何か大切なことがわかっていないのが原因。そういう時は、「まだ理解できていないこと」を理解しようと努めることが大切
    ◆part2傾聴の基本
    ◇うなずき
    ◇キーワードを繰り返す
    ◇話し手のメッセージの要点を言葉で返す
    ◇感情を言葉にして返す
    ◇仕事話の流れに沿った質問をする
    ◇「共感」と「同感」の違い
    →共感…「なるほど、それは辛いな…」
    →同感…「それはひどい話ですね!」
    →聴き手は自分の心にある怒りと悔しさでいっぱいになっている

  • 謙虚なコンサルティング https://www.amazon.co.jp/dp/B072HH1SN5 を読みながら、「共感とは」「傾聴とは」を理解してないとわかんねーなこれは、ということで手にとった。

    目分量で1/5くらいがマンガ。活字が分量多くて、マンガじゃねえのかよ、、、と疲労感がキツかった。

    言葉の定義とか使い分けをある程度きちんとやろうとしている。大学の教科書ほどには当然ながらミッシリと定義はしていない。

    同情、同感、共感の使い分け。話を聞いて、去来する思考感情は誰のものか整理するものと理解した。

    - 同情:私の思考感情は、相手の思考感情と一致すると、私は考える。
    - 同感:相手の思考感情は、私の思考感情と一致すると、私は考える。
    - 共感:相手の思考感情が、私の思考感情と一致するか否かは、横に置く。賛否ではなく理解に務める。

    活字部分に、上手く行かなかったケーススタディがいくつか出てくるものの、分量の都合なのか、掘り下げが浅く消化不良感があった。

    実践できるかは別として、いったん共感と傾聴が何を目指すのかは理解できた気がする。

  • ■読んだ動機
    図書館にあって、面白そうと思った。
    人の話をちゃんと聴ける、は価値が高いこと、という意識もあって興味あったんだと思う。

    ■あらすじ
    慶長の大切さ、傾聴の仕方、テクニック論だけじゃなく、どういう気持ちで望むといいかを解説している。

    ■感想
    もし、注意したりしたくなったら、相手を理解していなのでは、という視点で自分を見つけることがまず大事かもと感じた。
    また、ありのままを受け入れる、はもしかしたら常にやることではないかもしれないが、ベースは、ありのままを受け入れる姿勢でいて、信頼関係を築くと良いなと。

    ■以下よかった文章

    傾聴によって感情が吐露できれば冷静さを取り戻す。
    怒っている人の怒りの感情の下には、自分が大切にされていないという思いがある。

    無条件の愛とは、自分のことをただありのまま受け入れ、理解し、大切にしてくれる感情のこと

    話しての考えや行動を変えたくなったりするのは、話し手の何か大切なことがわかっていないのが原因 

    共感するのは大事だが、共感する時には、自分の感情や意見は横に置かなければならない。

    同感は、同じ気持ちになること。共感は、その気持ちを理解すること。
    大事なのは共感。

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著者プロフィール

著者について
大阪府立大学総合科学部卒業。米国・メリーランド州立 フロストバーグ大学大学院 カウンセリング心理学大学院修士課程首席卒業。米国・州立ミズーリ大学コロンビア校より心理学博士号(PhD. In Psychology)取得。米国にて、州立カウンセリング室子ども課で常勤心理士、病院精神科で心理士等として勤務する。また、州立ミズーリ大学コロンビア校心理学部にて教鞭を執る。日本に帰国し、大阪経済大学人間科学部(臨床心理士養成第一種指定校大学院・公認心理師大学院)教授、ニュージーランド国立オークランド工科大学心理療法学大学院客員教授、および心療内科医院でカウンセラー、(NPO)ストレスカウンセリング・センターで開業カウンセラーなどを経て、現在はカウンセリング・ルーム輝(かがやき)代表。
著書は『一生使える!プロカウンセラーの傾聴の基本』(総合法令出版)など約30冊。

「2022年 『プロカウンセラーがやさしく教える 人間関係に役立つ傾聴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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