すばる2017年4月号

  • 集英社
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本棚登録 : 19
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910054590470

感想・レビュー・書評

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  • 木下古栗「読書日録」

  • 温又柔の「真ん中の子どもたち」が読みたくて図書館より拝借したが。うーん正直またか、と思ってしまった。この手からの脱皮を切に望む。まあずっとこれでやってくならそれはそれでいいけれど。受賞が無理だった理由が明らか。なんだか途中から飽きて、よっぽど特集「あの人の日記」のほうがおもしろかった。長島有里枝「テント日記」管啓次郎「アラスカ日記」どちらもおもしろかった。その他川上弘美、津村記久子、本谷有希子、西川美和となかなかの人物の日記が読める号。

  • 温又柔著「真ん中の子どもたち」読了。芥川賞候補作。台湾と中国と日本の言葉、歴史。1ヶ月の語学留学期間で気づいたことが沢山で、その後の主人公の生き方がよかった。こういう物語は好き。

  • 「真ん中の子どもたち」

    テーマは分かるし、よく伝わるのだが、後半からの恋愛の要素は必要だっただろうか?前半までは丁寧に進めていたように思われたので、やや残念だった。
    また、作者は全く悪くないが、異国間、多言語、異文化等の同様のバックグラウンドをもつ作家はこれからも、これまでも多くいると思われて、それゆえの葛藤というテーマ自体はかえって馴染みのものと化していないか。

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