一八七四年、帝政時代のロシアに生まれる。ロシアの革命家で、ソ連共産党の前身・ロシア社会民主労働党の創設メンバー。日本亡命のあと、早稲田大学でロシア文学、ロシア語を講じる。一九六七年、東京都内の病院で死去。火山神話についての先駆的作品『火山と太陽──古事記神話の新解釈』は日本語のほか英語版も出版されている。 「2016年 『火山と日本の神話──亡命ロシア人ワノフスキーの古事記論』 で使われていた紹介文から引用しています。」