オープン・シークレット(覚醒ブックス) [Kindle]

  • 2017年4月18日発売
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感想・レビュー・書評

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  • ノンデュアリティの本を読んでいくと、必ずトニーの名前が出てきて、しかも、たいてい「すごく普通の人なので、それでいいんだとかえって目を開かされた」と言っている。で、読んでみた。このシンプルさ!さすがトニー!

  • 自己は存在しない、ということを淡々と語るトニー・パーソンズ。説得力があります。

  • 言葉はシンボルに過ぎない。教義や憲法の解釈が異なるのも当然である。コミュニケーションの手段である言葉を経典化する営みは必ず人間を隷属させる方向に動く。
    https://sessendo.blogspot.jp/2017/12/blog-post_79.html

  • ノンデュアリティの本です。

    タイトルのオープン・シークレットとは

    以下引用

    ———————

    これは、悟りとは突然の直接的、エネルギー的な啓示であり、絶えず手の届くところにあると宣言する本だ。

    そのことは「公然の秘密(オープン・シークレット)」であり、その秘密は私たちの生のあらゆる部分で明かされている。

    ———————

    ということです。
    悟りというのは選ばれた特別な人のみそうなるとか、何らかの修行、過程を経ないとダメだとかとは真逆のことがシンプルでわかりやすく書かれています。

    本文は何と68ページでおしまい!(笑)
    字も小さくなく、ただ文章を読むだけであればあっという間に読めてしまいますが………

    内容はとても濃いです。そして、グルやスピリチュアルなことを教えることについての問題などにもしっかりと触れられています。

    著者は21歳の時に公園で、一般的には悟り、と言えるような体験をし、それからまた40年経ってからその境地に達したという経験の持ち主です。

    修行や努力などでは決して悟りは得られないし、むしろそういう期待、枠組みが悟りを邪魔しているということも述べられています。

    そもそもこの本自体に目次がないので、ちょっと書いてみると………

    はじめに p1
    文脈 p4
    無達成 p9
    誰も悟らない p12
    時間 p16
    期待と目的 p18
    公園 p30
    選択できない選択 p36
    私の世界 p37
    心身の死 p42
    観念作用 p44
    恐怖 p47
    罪悪感 p49
    思考 p52
    人間関係 p54
    私でないものとは…… p58
    私とは…… p59
    無があらゆるものとしてあること p61
    気づきながら気づいていないこと p66
    訳者あとがき p69

    とこんな感じ。ちなみに、公園、っていうのは著者が公園で体験したことが書いてあるのでちょっと浮いてるってだけです。

    これほど悟りについて簡潔に書かれているものはないですが、内容的には簡単ではないので、はじめ読んでみても???となってしまうこともあるかもしれません。
    しかし、ごまかすことなく真正面から書かれているので、変な解釈や思い込みを加えずに、ただ文章を読んでいくと何のことを言っているかはよくわからなくても、感覚的にくるものがあったり、悟りにまつわるスペースにつながっていくことができます。

    この本でガツーン!ときて目覚めちゃった?悟っちゃった?という事例も多いようです。

    全体を通しても100ページないですが、ハードカバーなのと紙も悪くないので、繰り返し読むことを前提に作ってるのかもしれません。

    ノンデュアリティ(非二元)、修行を経ない悟りや目覚めに興味がある方にオススメです。あと、そっち系興味あるけれどもそんなに本読んでる暇がない方にも

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