専業主婦が就職するまでにやっておくべき８つのこと [Kindle]

著者 : 薄井シンシア

• KADOKAWA (2017年7月6日発売)

感想・レビュー・書評

[ohagikkoさんの感想 · 2023年11月3日]

専業主婦である自分が今何をするべきか、どういうマインドを持って行動するべきかが書かれている。
具体的で行動に移しやすい。
自分の市場価値をしること、ゼロから始めることを恐れないことというメッセージはぜひ沢山の人に読んでほしい

[よしみんさんの感想 · 2023年7月16日]

子育て世代が、家庭か育児か、家庭も育児も、と迫られて苦しむが、
【子育て時代は思いっきり全力で専業主婦をし、子育てを終えてから就職する】
という生き方を示す本。

【専業主婦がもつスキル】
・マルチタスク能力
・気遣い、サービス力
・子ども相手のイベント/サービスを企画運営できる
・人間関係うまく立ち回れる
・胆力がついている

【専業主婦が、就職を見据えて今からできること】
・化粧をする
・運動して体力をつける
・時間管理をしながら家事をする
・仕事として真剣に効率よく家事育児をやり、その対価として食費などを得る
・PTAやボランティアなど、組織の中で動く経験をする
・料理、裁縫など、新しい分野を学ぶときの、自分なりの学び方を確立する。
(例：まず基本が書かれた本を読む)
就職してまずやることは、新しいことを学ぶことだから。

そんなこと、と思われるかもしれない。
だけど、そんなこともできず、面接で落ちる、せっかく再就職したのに半年でやめるなどの事例が跡を絶たないそうだ。

専業主婦に、勇気と具体的な行動法を教えてくれる本

[hanakoさんの感想 · 2021年4月11日]

専業主婦も立派なキャリアとなることを主張している著者。
確かに専業主婦は１日にいくつものタスクをこなし、時には同時進行でタスクをこなすこともある。
また、いかに効率良くことを進めるかということにも頭をフル回転させる。
日々こなしている家事・育児を仕事として意識して行うことで、将来的に自信を持ってキャリアと捉えることができるのだと思う。

著者プロフィール

フィリピン生まれ。東京外国語大学卒業後、貿易会社に2年間勤務。日本人と結婚、専業主婦の道を選ぶ。5カ国で20年間暮らす。娘のハーバード大学入学と同時に就職活動を開始。47歳で“給食のおばちゃん”からカフェテリアマネージャー(タイ)、電話受付アルバイト(日本)を経て、ANAインターコンチネンタルホテル東京に。3年で営業開発担当副支配人になる。その後、シャングリ・ラホテル東京に勤務。2018年、東京2020オリンピック大会トップパートナーのホスピタリティ担当。

「2020年 『ハーバード、イェール、プリンストン大学に合格した娘は、どう育てられたか ママ・シンシアの自力のつく子育て術33』 で使われていた紹介文から引用しています。」