現場から見上げる企業戦略論 デジタル時代にも日本に勝機はある (角川新書) [Kindle]
- KADOKAWA (2017年7月10日発売)
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感想・レビュー・書評
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-雰囲気に流されず具体的なモノを見よう
-レボリューションだけでなく、エボリューションにも強みはある
あたりはすごく同感。
「産業機械やコンデンサ部品みたいな強い産業まだまだあるし、なんでもコンピュータに今すぐ置き換えられるんじゃないんだから、戦えてる所では悲観せずに頑張れ」というのはすごく納得できるメッセージ。
一方で、日本の製造業が困ってる要因は「ロクな仕事が来ない」なので、変えるべきは「どうやるとマシな仕事を自分から取りに行けるかor仕事を作れるか」じゃないかだと思うけど、そこについてはあまり対象にしていない。
浜野製作所みたいに、今元気ある日本の街工場は、自分で値段を決められる仕事が多い状態を作れてるように思うのだけど、どうやるとそこに近づけるのかはまだ事例が少ない(から、調べて共有する価値がある)気がする。
中国で化粧品売ってる日本企業が、
「日本では1000個作るのに半年かかるシャンプー容器が、中国だと1ヶ月で数万個作れる。
タオバオだと初月3000販売が3ヶ月で数万になることはある。容器の製造は必ず中国で」と言ってたけど、そういう状況に対応するためにどの方向にエボリューションしていくことに可能性があるのかは、すごく僕も興味がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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