ラノベ古事記 日本の神様とはじまりの物語 [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!友達に借りて読んでみました。
    ラノベ、と言う通りで説明もフランクな言い回しが多く、セリフも本当に現代人が話しているかのよう…!ぐんぐん読み進めることができました。

    登場人物はたくさん出てきたが、各々個性が爆発しているので(笑)頭の中で整理しやすかった!

  • すんごい読みやすいし、引き込まれました!おもしろかった!

    古事記は記録と言われているし、神話はフィクションといえど何かの出来事の象徴が書かれていると思うと、日本の旅が味わい深くなりますね。

    2024年に読んだ感想としては、
    今、出会いも出産も技術や科学にまかせているところがあるけど… (私の周りのバリキャリたちはマッチングアプリからの人工受精が多い)
    神々そして天皇が代々生まれてきたように、男女(性がない場合もあったが)の出会い交わりがあって人の誕生や国の繁栄が進んできた、ということって、教育でも社会でも真面目に語ること少ないかもしれないけど、もっと神聖化されていい事実だなと思いました。あと皇族に敬意を持つようになったw

    ↓読書経過の様子(ネタバレ)
    序:安万侶かわいい
    一章:イザナミ〜♡→イザナミ!?!→嘘だろ…
    二章:わかる。イザナミのためなら死んでもいい。
    三章:神が続々生まれるエフェクト、気持ちいい。
    四章:アマテラス様についていきます!オモイカネNice!ウズメGJ!
    五章:えっクシナダヒメはそれでいいの…?
    六章:息子オオナムチが激動で忙しい!なんかずっと出てくるカムムスヒ、やはりいいキャラしてる
    七章:オオナムチ、改めオオクニヌシが主人公です。かっこよ。
    八章:オオクニヌシ改め八千矛に(泣)→立場が変わって悩みが変わった人の典型ですき→国造りの喜びがやっとでてきて感極まる
    九章:相撲の起源って国賭けてたんか。
    十章:誓約出産あぶなすぎるよサクヤたん…
    十一章:サメになったんだよな君は♪→神武天皇の記録ってここからなんだ!!
    跋:いやーほんと阿礼も安麻呂もお疲れ様でした!!おもしろかった!阿礼って実際にもこんな可愛い感じなんかな。

  • 40代に入り、歴史や自然という日本についての興味がわいた。しかし、読みやすい本がなかなかなかったので、図書館に行きかたっぱしから読んでみることにした。

    その理由は、
    わかりやすい本で大枠をつかみ、
    そこから難しい本にチャレンジすれば、
    内容を理解しやすくなっていると思ったから。

    また、本には必ず著者の解釈が含まれる。
    それを色んな著者の本を読むことで、
    自分なりの考え方、自分がしたい解釈を見つけたいと思ったためである。

    それで手に取ったラノベ古事記。
    これは、図書館にあった古事記の本のなかでも、
    読みやすいベスト3に入ると思う。

    まず、難しい感じが使われていないことと、
    登場人物が章ごとにイラスト付き、関係性付きで紹介されているからである。

    他の本は、文章だけで書かれているので、
    やはりわかりにくいが、この本はとてもわかりやすかったし、古事記を初めて読む人にはおすすめできる。

    それでも、1度しか出てこない神様がいたり、
    なんども「この人だれだっけ」となったけれど、
    こちらの本を一冊読むことで、ほかの古事記の本を読むハードルはいっきに下がると感じた。

    かなりカジュアルにかかれているし、
    男女の描写が多いが、
    その分読みやすいなと感じた。

    これは古事記の上巻だけなので、
    中巻、下巻も必ず読もうと思った。

    こういう、何かに分野にとっかした女性の著者の本は、
    意見が偏りすぎていて読みにくい本がおおい印象だが、
    小野寺さんの本は非常におもしろく、
    途中で読むのをやめられなかった。

    これくらいわかりやすくかみ砕いた本であれば、
    歴史に興味がないひとでも、読んでて楽しいと感じることができると思う。

  • 天地開闢から山幸彦と海幸彦の逸話まで(古事記上巻)をゆるい現代風の表現で記したまさに「ラノベ古事記」。
    日本の神様もたいがい自由だな、と思った。
    特にスサノオとオオクニヌシはすごい。

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