人間の顔は食べづらい (角川文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 9
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感想・レビュー・書評

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  • ぶっ飛んだ設定のSF。そしてミステリー。
    読みやすい文章で、早く続きが読みたいと思わせてくれる。
    そして最後のどんでん返し。面白かったでごぜえやす。

  • 面白く無くはないんだけど、すごく面白いって訳では無い。エログロ描写もそこそこあるから苦手な人は注意だな。
    クローンを作って食べるって言うのは近い未来ありそうなので違和感なかった。

  • 食用クローン人間を題材にしたSFミステリー。ストーリーが面白く、文章の読みやすさもあって一気読みしてしまった。はじめに想像していたよりもグロテスクな表現はなくてスッキリ読めてとても良かった。

  • タイトルに惹かれて読んでみた。
    『君の膵臓をたべたい』のようなタイトルからは想像できないような中身を期待していたが、タイトル通りの内容だった。
    SF推理小説とジャンルとしては珍しいように感じる。食用クローン人間が合法化された世界の話で、クローンものと聞けばある程度想像できる内容ではあった。
    エログロ、特にグロが苦手な人は読んでいて厳しいものがあるかもしれない。

    食用クローンが合法化された原因が新型コロナウイルスであった点には驚いた。初版はコロナ騒動前で、もちろんその後に改訂されたことも考えられるが、こういった世界線ももしかしたらありえなくないのではと思わせる何かがあった。

  • グロくて気持ち悪くなった。結構大変だった。

  • お前の彼女は二階で茹で死にで衝撃を受けてこちらの本を手に

    この人の世界というのを大事にしてる作者は好き

    謎解きをさせつつ、ミスリードを誘発させるような技巧を感じさせないくらい世界観がぶっ飛んでるのでもう溺れ読みするのにうってつけ

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著者プロフィール

1990年、千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。『人間の顔は食べづらい』が第34回横溝正史ミステリ大賞の最終候補作となり、同作で2014年にデビュー。『東京結合人間』が第69回日本推理作家協会賞候補、『おやすみ人面瘡』が第17回本格ミステリ大賞候補となる。『名探偵のはらわた』は「2021本格ミステリ・ベスト10」で第3位。他の著作に『少女を殺す100の方法』『お前の彼女は二階で茹で死に』『そして誰も死ななかった』『ミステリー・オーバードーズ』『死体の汁を啜れ』がある。衝撃的な作品で読者の度肝を抜く、気鋭の本格ミステリ作家。

「2022年 『お前の彼女は二階で茹で死に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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