アスリートのための最新栄養学(上)

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  • 何とかトール、というのは糖アルコール。安全なもの。
    食べ物はC、H、O、たんぱく質はNを加える。CHONの化合物。
    肉は血中最高濃度になるには2時間かかる。最初からアミノ酸で摂れば15~20分で最高濃度に達する。
    たんぱく質は一度に30Gしか吸収できない、ということはない。

    一日250Gのたんぱく質が分解され、200Gが再利用される。そこで50Gのたんぱく質でよいが、糖質が十分でないと糖新生に使われるので、不足する。結局一日60g程度必要。さらに運動すると90g程度必要。

    たんぱく質は不使用だと分解される。=筋肉と同じ
    筋肉がたんぱく質を欲している時間帯がある。プロテインで早急に摂取するべき。
    ホエイプロテインは、ダイエットに役立つ。
    大豆プロテインは、ホエイほどではないが、有用。
    ホエイはアルギニンが少ない。大豆は多い。これらをミックスするとよい。
    ベストタイミングは、トレーニング直後。開始時も血中アミノ酸レベルを高めておく必要がある。
    プロテインから摂取するたんぱく質は一日100g程度。
    BCAAは、バリン、ロイシン、イソロイシン。
    EAAは、必須アミノ酸。
    トレーニング一時間前にホエイプロテインを飲み、トレーニング中にEAAを摂る。

    脂肪は1g9KCALだが、体脂肪は水分を含んでいるため1g7.2KCAL。

    脂肪はそのままでは脳に達しないため、ケトン体に分解される。ただしEPAやDHAは、血液脳関門は通る。

    糖質制限ダイエットは、油を摂らないとだめ。
    糖質制限によって、耐糖能が低下する。インスリンの分泌能力が衰えて、インスリン感受性の低下する。これがリバウンドの原因。

    糖質制限には脂肪が必要。ケトン体が作られるためには、アセチルCOAが必要。脂肪が少ないとケトーシスになりにくい。そのため、糖新生が盛んになる。ケトン体質にならなければ、筋肉落ちて糖を補うことになる。

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著者プロフィール

山本義徳 (やまもと よしのり):
1969年生まれ。ボディビルダー、トレーニング指導者。早稲田大学政治経済学部卒業後、ボディビルダーとして国内外の大会で活躍、優勝経験も多数。その後、アスレティック・トレーナーとして、メジャーリーガー、プロスポーツ選手、オリンピックアスリートのトレーニング指導および栄養指導を担当。また、一般社団法人 パーソナルトレーナー協会理事として後進の育成にも力を入れている。YouTubeチャンネル「山本義徳・筋トレ大学」は、59万人以上の登録者数を誇る。著書に『「世界一キツい」から筋肉がデカくなる! 山本式3/7法』(小社刊)、『“筋肉博士”山本義徳のかっこいいカラダをつくる筋トレ講座』(ベースボール・マガジン社)、『超初心者でもよくわかる! 自宅でできる 筋トレ大学』(扶桑社)、『最高の健康 科学的に衰えない体をつくる』(KADOKAWA)などがある。

「2022年 『良質な筋肉をつくるための山本式・アスリート栄養学 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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