テセウスの船(1) (モーニングコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
3.70
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本棚登録 : 465
感想 : 29
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作品紹介・あらすじ

1989年6月24日、北海道・音臼村の小学校で、児童含む21人が毒殺された。逮捕されたのは、村の警察官だった佐野文吾。28年後、佐野の息子・田村心は、死刑判決を受けてなお一貫して無罪を主張する父親に冤罪の可能性を感じ、独自に調査を始める。事件現場を訪れた心は、突如発生した濃霧に包まれ、気付くと1989年にタイムスリップしていた。時空を超えて「真実」と対峙する、本格クライムサスペンス、開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 3.4

  • ミステリー漫画の中でもかなり面白かった
    一気見したので犯人は覚えていない

  • タイムリープものの中でもかなり面白い

  • 小学校の児童・関係者を21人毒殺した父親を持つ主人公心.奥さんは父親の事件の記事・資料をスクラップブックにまとめて心に調べろと言いつつ,出産で死亡.

    よく分からないけど,父親が引き起こしたとされる事件が起こる数ヶ月前?にタイムスリップ.上物のミステリー小説を読んでいるみたいですごく面白い.

  •  タダだったから読んでみた(3巻まで)( ´ ▽ ` )ノ

     ドラマが人気だったのは聞き知っていたけど一度も見たことはなく(ドライブが主演したんだっけ?)、原作に関してはどんなジャンルなのかさえ知らなかった(>_<)
     読んでみたら宮部みゆきっぽい(それより東野圭吾か?)サスペンスファンタジーだった( ´ ▽ ` )ノ
     現代版帝銀事件というか和歌山カレー事件というか、大量殺人事件の「加害者家族」の苦しみがメインテーマ(>_<)
     犯人である(とされる)父を苗字で呼ぶ息子(事件当時はまだ母の腹の中)(>_<)
     
     絵柄がかなり微妙ながら(アシスタントさんによる背景画だけが異常にリアル)、話運びが巧みでついつい引き込まれてしまった( ´ ▽ ` )ノ
     だけど、できればこれ、小説で読みたかったような気も……
    (以下続刊)
    2020/07/01
    #1008
     

  • あんま面白なかった…。タイムスリップ系のものとして、やはり名作『仁』と比べてしまって弱く感じる。事件ものとしても、犯人微妙やし主人公アホかよってなるし、主人公のお父さんは脳筋でいやいや落ち着けってなってまう。でもみんなの演技は上手かった。子役の女の子(凪のお暇でも出てた)めちゃめちゃ上手。嫌味がなくてスっと入ってくる。

  • 期間限定?無料DLにて。
    面白い。でも、全体的に雰囲気が暗くて重め。個人的には、途中からタイムスリップ?するのがあまり好きではないけど、そうすることの良さが今後あらわれてくる…なら楽しみ。
    本作では何を訴えるのだろう。凶悪犯?冤罪の酷さ?

  • ドラマが好評だったので録画していたのだが、どうせなら原作を読んでから楽しもうということで読み始めた。
    田村心は、物心ついたときから大量殺人犯の息子として世間の目から隠れるようにして生きてきた。
    妻の由紀は、未来(みく)を産む際に亡くなったが、心の父親・佐野文吾の事件が冤罪ではないかと思ってノートを残していた。
    心はこのノートを頼りに、父親が関わり、自分たち家族の人生を変えてしまった事件を追って北海道音臼小跡に行くのだが……。
    そこで事件の直前にタイムスリップするのであった。
    過去の事件を巡ってタイムスリップするといえば、三部けいの『僕だけがいない街』を思い出す。
    舞台も北海道の小学校で、過去に起こった小学生連続殺人事件を巡って主人公が事件のあった過去を変えようともがく物語となっている。
    『僕だけがいない街』では、「再上映(リバイバル)」という特殊な能力を主人公が持っていた。この能力によって、同じスタート地点で失敗しても、もう一度コンティニューできるような感覚があった。
    『テセウスの船』では、第1巻を読み終わった段階ではそのような現象は起こっていない。主人公の行動が過去に起こったできごとを変えることができる、という点では同じなようである。
    この類型の作品は多く、タイムパラドクスをいかにして説得力ある形で物語を完結させるかに、作者の力量が現れる。
    次巻以降が楽しみな作品。

  • 面白かった、一気読み。
    内容は違うし作りこまれているんだけど、北海道でタイムスリップでサスペンスなので「僕だけがいない街」が想起されました。

  • ドラマ化していて無料で読めたので。
    続きが気になる。

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著者プロフィール

東元俊哉(ひがしもと・としや)

1981年北海道生まれ。漫画家。著書に『テセウスの船』(講談社)。2020年1月期に、TBS日曜劇場にてテレビドラマ化。

「2020年 『君は君の道をゆけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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