kkc06173さんの感想
2020年11月30日
半世紀に渡る成果を一般向けに書かれた本。 本の内容というより、人が生涯かけて調査・研究を僅かの時間で知ることができるのが読書の良い所だなあとしみじみ感じました。 中身はタイトル通り、伊達政宗がキリシタン勢力を使い、あわよくば自分が将軍になろうと考えていたけど、ダメだった、というお話。 その歴史の考証を丹念に調査・研究しています。
1943年長野県生まれ、宮城県大河原町で育つ。日本大学博士(国際関係)。 メキシコ国立自治大学(UNAM)東洋研究所研究員、スペイン国立バリャドリード大学客員教授、スペイン国立サンティアゴ・デ・コンポステラ大学大学院客員教授、日本大学国際関係学部・大学院教授等を歴任。現在は青森中央学院大学大学院地域マネジメント研究科教授 「2016年 『政宗の陰謀 支倉常長使節、ヨーロッパ渡航の真相』 で使われていた紹介文から引用しています。」