週刊東洋経済 2017年10/21号 [雑誌] [Kindle]

  • 東洋経済新報社
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  • 今回の特集は「EVショック」。
    ガソリン車から電気自動車への移り変わりが、経済にどういう影響があるのかが解説されている。

    例えば、

    ・日本が築いてきた技術優位が失われる
    ・部品数が減り、多くの雇用が失われる
    ・ガソリンスタンドの閉鎖が加速する

    といった点が問題らしい。

    だが自分はさほど興味を持てず、読み流してしまった。
    何しろ車を買い換えるどころか、持ってすらいないので。


    ただ、「日本のメーカーの感覚は古い」という点については激しく同意できる。

    今だに日本の自動車メーカーは、「FUN TO DRIVE」「Be a driver」などと、車を「所有」することを前提に考えている。
    だが、カーシェアやライドシェアで構造は大きく変わるだろう。
    いつまでも「おじさん」のような感覚ではいけない、というものだ。

    これは、まさにその通りだと思う。

    今時車が無くても十分生活できるし、モテる為に車を買う若者などまずいない。
    なのに自分を基準にした考えから抜け出せず、ましてや「最近の若者は欲がなさすぎてダメだ」と批判したりする。
    もし自動車業界を主導するべき人たちが、今でもこんな考え方をしていたら、日本が取り残されるのは当然とも言えるだろう。

    インターネットにせよ、携帯電話にせよ、どうも日本は新しいものに対して「批判」から入る傾向がある。
    もっと柔軟に、まず受け入れるところから始めてみてはいかがろうか。

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