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感想・レビュー・書評
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今回の特集は「EVショック」。
ガソリン車から電気自動車への移り変わりが、経済にどういう影響があるのかが解説されている。
例えば、
・日本が築いてきた技術優位が失われる
・部品数が減り、多くの雇用が失われる
・ガソリンスタンドの閉鎖が加速する
といった点が問題らしい。
だが自分はさほど興味を持てず、読み流してしまった。
何しろ車を買い換えるどころか、持ってすらいないので。
ただ、「日本のメーカーの感覚は古い」という点については激しく同意できる。
今だに日本の自動車メーカーは、「FUN TO DRIVE」「Be a driver」などと、車を「所有」することを前提に考えている。
だが、カーシェアやライドシェアで構造は大きく変わるだろう。
いつまでも「おじさん」のような感覚ではいけない、というものだ。
これは、まさにその通りだと思う。
今時車が無くても十分生活できるし、モテる為に車を買う若者などまずいない。
なのに自分を基準にした考えから抜け出せず、ましてや「最近の若者は欲がなさすぎてダメだ」と批判したりする。
もし自動車業界を主導するべき人たちが、今でもこんな考え方をしていたら、日本が取り残されるのは当然とも言えるだろう。
インターネットにせよ、携帯電話にせよ、どうも日本は新しいものに対して「批判」から入る傾向がある。
もっと柔軟に、まず受け入れるところから始めてみてはいかがろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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