エヴォリューション Blu-ray&DVD2枚組

監督 : ルシール・アザリロヴィック 
出演 : マックス・ブラバン  ロクサーヌ・デュラン  ジュリー=マリー・パルマンティエ 
  • TCエンタテインメント
2.88
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本棚登録 : 82
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4562474189798

感想・レビュー・書評

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  • 少年と成人女性のみが暮らす島で、主人公の男の子がこの島に違和感を感じて…というざっくりざっくりあらすじ。

    公式のあらすじや宣材写真の雰囲気からホラーかな?と思ったけどどっちかと言ったらSF?寄生生物的なサムシング??

    極力セリフや音楽を排除した静かな作りは雰囲気があって良かったけど、エイリアンだ寄生生物だみたいな流れは好みではなかったかな……残念…

  • 住民は少年と女性だけの島で、10歳のニコラ(マックス・ブレバン)は、母親と2人で生活している。全ての少年が不可思議な医療を施されていることなど、島での日常に違和感を覚えるようになった彼は夜中に家を出て行く母親の後をつける。海辺に向かった母親が、ほかの女性たちと始めたある行為を目にするニコラ。それを機に、彼は思いも寄らなかったおぞましい事態にのみ込まれ…。

    「海中」や「病院」などの映像美と、夜の儀式、赤いヒトデ、背中の吸盤など薄気味悪い演出が印象的。しかし「男性がいない理由」や「医療行為の実体」など謎に対しての明確な答えはなく観る側が勝手に解釈していくタイプの映画なので好みが分かれると思います。

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    少年ばかりが暮らす島、世話係は女性ばかり
    うつくしく陰鬱な島での生活の中で
    島の秘密に気づいてしまった主人公

    腰くらい浸かる海の中にずっと浸かっているような
    不安定で冷たく終わりのない漂うような映画

  • なにかの意図を持ってして作られた作品なのだと思う。
    映画だけを観て、作品を理解する人はいないと思う。
    作者の社会風刺や政治意図、宗教観念やアートを表現したかったということなら納得はできる。
    完成された世界観

  • アートを気取るような作品はいちいち人物の言動とか状況をフィックスでしばらく観察するというようなシーンばかりなのはどうしてでしょう?ずっと映されてる表情だとか一連の仕草だとかをジッと見続けるのはかなりガマンが必要なのです。ちょっと力が入ると必ずそれっぽい絵画がなにかを意識してるように、役者さんの演技をずっと長回しで捉えてさもそれがスタイルだといわんばかりの頓馬さは慣れていない作り手の悪い癖で、それ、強固に備わっている演出やかなりの力量がなければ、ただの自己陶酔でうんざりするほど面倒で邪魔なだけなんですよー。タケちゃんの映画も最初はそれでした。シーンの余白の前後から延々と映してるのが素人臭かったのですが、それを凌駕する暴力描写や即物的な演出に光るものがあったからこそで、同じようなことをすればすべてが響くと思ったら大間違いですよ?
    っていうか進化した結果がアレなの?ソレ皮肉なの?現実的な工場とファンタジックな孤島の生活がどうしてもうまくしっくりこないんですがどうしましょう。魅力的な小道具も活かされていないような気もするし魔女の乱行みたいなあの恍惚シーンがよく見えなくて何してるんだかわからなかったのもこちらのせいでしょうか?

  • 美しい画の映画。全体的に暗い画面の中で印象的な赤。
    ストーリーは理解しにくかったが、ネットの考察を見てなるほどなと。

  • 海中の只中、潮の流れに揺れ動く海藻…そして少年
    とても印象的なオープニングですね。溶岩のような大きな岩石がゴロゴロした海岸線を抜けるとギリシャにあるような真っ白で真四角の直線だけで構成されたような家屋。舞台は地中海沿岸の小さな入江にある貧しい村といったところですね。
    なんだいあのデッカいシャコみたいな甲殻類わ笑笑
    街の中も砂地のままですし、家には本当に最少限度にしか家具が無くて生活感の無さが少し怖いです。
    よく見たら大人は女性だけで、個性を消すためにか輪郭を揃えた女性を選んでいるように見える。子供達は男の子だけ、こちらも年齢は揃えてありそうです。
    観ていて色も音も少なくて静謐さを感じるような作りで病院での人体実験まがいの行為を見ても何か悪いことが行われているは感じるけれどグロさや凄惨さを感じるところまではいかない。喋っているのがフランス語のようなので難しい作品なのでしょう。
    ラストまで観終わって感じたのは、人魚が男の子の身体を使って生殖実験していた…のかな?そんな感じでしょうか。船の中で眠る少年がやたら美少年でドキドキしました(笑)漂流して流れ着いた場所が石油コンビナートというところは環境破壊の暗喩なんでしょうね。
    さすがフランス映画らしくとても難しい作品でした。

  • ・2016ごはんがまずそうな映画ナンバーワン
    ・でも面白かったなー、なるほどエヴォリューション…男児のはらみ…となった
    ・成功例と失敗例の生々しさにうえーってなり、女たちはどこから来たのか男児たちは誰が産んだのか逃げたニコラはどうするのか謎が謎を呼ぶぜ

  • 理念がなく、ホラー映画としても中途半端
    子ども時代の不安はなんとなく表現されているけど、とかく論理的で感じられるものがない。

  • 少年と女性だけが暮らす島。ヒトデ。奇妙な医療行為。

    波の音や、水の中で空気が漏れるような音が印象的だった。海の中にいるような、溺れているような雰囲気。

    好き嫌いというよりは、興味を持って最後まで観ることができるか、もしくは途中で飽きてしまうかの、どちらかにきっぱりと分かれる作品だと思う。

  • 原題:Evolution (2015年) ※日本公開 2016年
    収録時間:81分

    40分観たけど、つまらなくて挫折。
    私には難解というか、どうにも興味がひかれない映画だった。

    “『エコール』のルシール・アザリロヴィック監督によるダークファンタジー。少年と女性しかいない、人里離れた島で母親と暮らす10歳の二コラ。その島ではすべての少年が奇妙な医療行為の対象となっていた。ニコラは何かがおかしいと気付き始め…。”

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