ロード・エルメロイII世の事件簿 4 「case.魔眼蒐集列車(上)」 (TYPE-MOON BOOKS) [Kindle]

著者 : 三田誠

制作 : ＴＹＰＥ－ＭＯＯＮ 

• TYPE-MOON (2017年10月11日発売)

感想・レビュー・書評

[餅屋さんの感想 · 2022年8月23日]

「case.魔眼蒐集列車」ということで「魔眼」「蒐集」「列車」とキャッチィなタームが揃った作品です。盗まれた聖遺物を取り戻すため列車に乗り込み、そこで開催される魔眼オークションに参加することになった。当然のように連続殺人事件が発生する。「レール・ツェッペリン」は欧州の森を今なお走り続ける伝説とのことですが、動力が魔眼だったり？なんて考えながら読み始めました。いえいえ、グレイ視点の探偵ものとして読めます。密室殺人ですが、当然魔術師が犯人なので、お察しなのですが面白い。主役はオルガマリー？（2016年）

著者プロフィール

代表作にスニーカー文庫『レンタルマギカ』がある。直近では『レッドドラゴン』（星海社）を刊行。

「2020年 『ロード・エルメロイＩＩ世の事件簿　１０　「ｃａｓｅ．冠位決議（下）」』 で使われていた紹介文から引用しています。」