裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイト (ハヤカワ文庫JA) [Kindle]

著者 :
  • 早川書房
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感想・レビュー・書評

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  • だいぶ慣れたと思ったけど海岸のところはマジで怖かったです……。

  • 百合×裏世界ホラーの第2巻。
    今回は『姦姦蛇螺』『コトリバコ』『リゾートバイト』と、名前を聞くだけで背中がスッと寒くなるような、伝説のネットロアが1巻に続いて集まっている。

    個人的には2巻で既にダレてきてしまっている部分もあるかな……。

  • ネットロアが好きなので。でも怖いのが苦手(読んだ人間にも災いがあるよ系が特に)でそこまで詳しくないのでこの作品で二次的に摂取するなど。百合も摂取できて一石二鳥だけどガチ百合にはならない感じかな。ちょっと残念。

  • ギャアアアアコトリバコーーーー
    懐かしいネットロアのなかでもぶっちぎりに怖かったやつが早くも出てきてでてきて悲鳴。
    米軍助かってよかったねとか、うわ空魚めんどくさとか、冴月?さんこわいとかいろいろあるし企業カルトの顛末もあるけどコトリバコが凶悪 こわい たのしい

  • 怪談でグイグイ持っていかれた1巻と比べて、ストーリーの拡張やキャラクターの掘り下げにドライブが掛かった感のある2巻。
    全体的にホラーなエピソードは少なめで、裏世界との距離が徐々に近づいて、新キャラクターや新たな設定も明かされて、先が気になった。

    空魚の独占欲、といっていいんだろうか。そういう感情にちょっとモヤモヤ。
    でもこういうドロッとした感情は空魚っぽさもある。

  • 今回も面白い。この世に存在しない裏世界の描写が絶妙に薄気味悪くてのめり込んでしまう。
    《右目の力》を人間に対して使うことで対象者がおかしくなっていく描写が上手いから怖い。

    続きも全部買ったから楽しみー。
    子供と貸し借りしめ共に楽しめる作品で良き(^o^)

  • きさらぎ駅の米軍、ちゃんと見捨てずに助けたの、えらい。

    ぶきみな裏世界の海辺。でも鳥子のファッションや容姿の描写は着々と増えていくのだった(笑)
    「この世の果ての浜辺に、鳥子と二人きり。
    こんなに静かな場所で、一緒に過ごせるなら、ずっとここにいてもいいかなあ……」

    そんな空魚(そらを)の思わくとは裏腹に、鳥子の思いはあいかわらず冴月にとらわれている。でもその冴月はどうやらただものではなく、しだいにラスボス感がましていて、まがまがしいのだった。DS研に保管されている冴月の日記に書かれた呪いのことばとコトリバコ、こわすぎ。3巻へ――。

  •  やったーフィクションだー!ってなる。水着回ですよ水着回。
     しかし、このタイトルだとアレが来るのかと思ってたけど違う話だった。

     このシリーズは、ネット怪談好きとして、タイトルからどんな話が来るのかわくわくするの楽しみもある。

  •  再びの「きさらぎ駅」を経て米軍関係の沖縄で「果ての浜辺のリゾートバイト」,腕が6本下半身は蛇の女「姦姦蛇螺(かんかんだら)」に,二本足の猫の忍者。それから子供と女性を呪い殺す「コトリバコ」との遭遇。怖いと言いつつ空魚は怪異の捌き方がすっかり上手になり鳥子との冒険を楽しんでいるように見える。そして鳥子に執着しすぎて面倒くさい。
     冴月が所属していたDS(ダークサイエンス)研究奨励会では,裏世界のことを,UBL=ウルトラブルー・ランドスケープと呼んでおり,巻末の参考文献によると青色にも
    モチーフがあり,「玄関のドアスコープの向こうが青かった」という『FKB怪幽録 奇奇耳草紙』の体験談と,ネット怪談の青い服の男は危険という話だとのこと。

  • 慣れたのか怖さが薄らいできました。
    きさらぎ駅が意外とあっさり終わったことにびっくり。

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著者プロフィール

小説家。代表作に『裏世界ピクニック』(ハヤカワ文庫JA)、『そいねドリーマー』(早川書房)など

「2019年 『迷宮キングダム 特殊部隊SASのおっさんの異世界ダンジョンサバイバルマニュアル!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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