新しい時代のお金の教科書 (ちくまプリマー新書) [Kindle]

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  • 筑摩書房
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感想・レビュー・書評

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  • 経済学かと思って読んだら、哲学だった。勉強になりました

  • 20世紀のビジネスと21世紀のビジネスの違いが、世の中の流れなんだと認識できた。企業や最近の現象も、多様化、個別化、肯定化が、背景にあると感じられた。

  • 西宮図書館で借りる

  • ピカソがお金を稼げた理由から始まり、お金の起源、お金の本質、お金の将来について書かれています。
    時間主義経済は時間が通貨として存在する経済主義、記帳主義経済は物を対象としながらもそれをお金を使わないで流通させようという試みで、広義だとベーシックインカムを含むとのこと。
    ほんとうに?と思う一方で、日本でも残業時間の制限が広がりつつあるので、時間単価価値を考えるようになりつつありますし、ビッグデータとIoTがますます広がると、購買履歴から移動手段まで記帳されていく時代になりつつあるため一概に否定はできないかなと。
    3章にも書いてありましたが、ビジネスが20世紀は標準化・画一化・習慣化だったものが、21世紀のビジネスは多様化・個別化・肯定化に変わっていく中で、価値感も変質していく可能性があるので、時間とヨコのつながりを大事にした方がよいのかなと思いました。

  • 実体経済と貨幣経済がどんどん乖離していく現代に対して問題定義をし、お金の現在・過去・未来が整理していくとてもわかりやすい本。未来予想図の部分も、あり得なくはない未来。

    詳細は下記。
    https://note.com/t06901ky/n/n88880d41d3e3

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著者プロフィール

山口揚平(やまぐち・ようへい)
事業家・思想家。早稲田大学政治経済学部卒・東京大学大学院修士(社会情報学修士)。専門は貨幣論、情報化社会論。 1990年代より大手外資系コンサルティング会社でM&Aに従事し、カネボウやダイエーなどの企業再生に携わったあと、30歳で独立・起業。劇団経営、海外ビジネス研修プログラム事業をはじめとする複数の事 業、会社を運営するかたわら、執筆・講演活動を行っている。NHK「ニッポンのジレンマ」をはじめ、メディア出演多数。著書に、『知ってそうで知らなかったほんとうの株のしくみ』(PHP文庫)、『デューデリジェンスのプロが教える 企業分析力養成講座』(日本実業出版社)、『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』(KADOKAWA)、『なぜ ゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?』(ダイヤモンド社)、『10年後世界が壊れても、君が生き残るために今身につけるべきこと』(SBクリエイティブ)、『新しい時代のお金の教科書』(ちくまプリマー新書)などがある。

「2021年 『ジーニアスファインダー 自分だけの才能の見つけ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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