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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (226ページ)
感想・レビュー・書評
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おもしろくて一気読みできた。
着眼点がいちいちユニークかつ共感できる、いいところを突いてくる。
なんとなくシリアスで不穏な感じがする世界観なのに、ゆるっとしたキャラクター達を見ていると安心できるから不思議だし、そこのミックスが魅力でもある。
他の作品も気になるところ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
TwitterのTLに出てきて読んでみたら最高だった。
こんな素晴らしい作家がいたのか。
現実から徐々に世界の裏側に、非現実に引き込まれているさまは、その丁寧でノスタルジックな風景描写により不気味さが際立つが、主人公は「普通の人」であり、物語構成もエッセイ的というか寓話的で、そのミスマッチがおもしろい。
この本の作品はいずれも掌編的だったが、もう少し長い物語も読みたいと思った。
出会えてよかった作家。
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