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感想・レビュー・書評
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問題は、シンプルにしないと解決できない。
問題は、書き出すことで解決が早くなる。
頭がいい人とは、複雑な問題をシンプルにできる人。
動き出す前に情報をシンプルに整理し、可視化することで、結果的にやるべき作業の総量が激減する。
最初にどのような枠にするかを考える。
全体像を捉える。
ムダに考えない。
優秀な人ほど出てくるアウトプットはシンプル。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すぐ行動するのはだめ
三つの原則を守る
①考える枠を決める
②全体像を捉える
③無駄に考えない
マトリクスの利点
全体を俯瞰することができる
4象限
ポジショニングや全体の分散の傾向を洗い出す -
ビジネステクニック。使いこなすには練習がいるかな。
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著者は、IBMのPMをされていた方。本書では、思考整理、表現のための2軸思考について解説。
もともと私はマトリクスが好きでよく使ってるので、その補強・発展を期待して読みました。(マトリクスを多用するきっかけになったのは、深沢慎太郎『そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?』)
役に立った点。
・4象限もよく使っていたけど、この本でマトリクスとの関連ができました。つまり、マトリクス・4象限・グラフは別物ではなく2軸のバリエーションという事。
・マトリクスで項目を作るときに、迷うものは「その他」でまとめておくテクニック。必要になったらブレイクダウンすればOK
余談
・認知の特性で、見ることが得意な人/聞くことが得意な人がいるそうですが、私は見ることが得意なタイプで全体像を把握したいので、多分この方法も合うのだろうなと思います。(本田真美『医師のつくった「頭の良さ」テスト 認知特性から見た6つのパターン』) -
2本の線を引くだけで「深く、速く考える」ことができるという、「2軸思考」というメソッドを紹介する本。
まずは「考える枠を決め」「枠に沿ってアイデアを出す」こと、「図解(イメージ化)すること」を進めています。
自分の実体験でも、「なんでもいいから自由に考える」より、「枠」とか「テーマ」を最初に決めて、その中で考えていく方がアイデアが出やすいと思っているので、この方法はやりやすそうだなと。
2軸思考は「考える」時だけではなく、プレゼンテーションや人に何かを伝える際にも有効と書かれています。
その中でもユニークだと思ったのは、「自己紹介のコンテンツを4象限で準備しておく」というもの
。「過去×未来」&「プライベート×仕事」の4象限を使って自己紹介にの内容を洗い出していくというのはなかなかいいアイデアと思いました。
また、
・巨大マトリクスを「ヒートマップ」で俯瞰する
・相手に1回で伝わる「伝え方」の3原則(「短く」伝える/「構造」を意識して伝える/「イメージ」で伝える)
も参考になりました。
そして「おわりに」に書かれていた言葉、「身につくかつかないかは、やるかやらないかの違い」。
やらないと身にならないのはその通り、痛いとこをつかれた感。ちゃんと身につけられるように、実践していきたいと思いました。 -
2軸で整理するという考え方がとてもシンプルでわかりやすい。何かが起きたとき、急いで動き出そうとしてしまうが、まずは考えてみる。把握する、整理するというというステップを経て実行する。そういうことを習慣にしたい。