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感想・レビュー・書評
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ナツメが療養中に図書館に住み着く魔女と遭遇。彼女を知るために「友達になろう」という提案をする矢萩がお人好しで、人たらしで、こうも抵抗なく歩み寄ろうとする様が無防備でヒヤリとする。ナツメに対しての想いは、一介の友の範疇をこえているようにも思えるが、それでも、彼は友でありたいと願い続けるわけで、それは決して同情心ではないのが、矢萩らしい。病み上がりのナツメが「壊して、作り直してしまう」という表現が、矢萩の本質を表しているのだろう。臆することのない心が矢萩の良さだ。
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