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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (195ページ)
感想・レビュー・書評
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美容院を舞台にしたとっても素敵な物語でした
私は美容院でシャンプーしてもらうのが大好き。この物語は、そのシャンプー・シーンがとても心地よく表現されていて、こちらまで夢見心地になりそう。
古本屋のオヤジのダジャレも面白いし、叔母さんのナオコ先生も、問題少年の颯太君もとっても優しくて、最後はフワッとした気持ちで読み終わりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
精神的な理由で声が出なくなる。
感覚の描写から、自分も似たような経験をしたことを思い出しました。
美味しそうな料理、シャンプーのいい匂い、優しい人々たちに、少しずつ癒されながら強くなっていく主人公が
とても素敵。
題名から勝手にファンタージーや不思議な話を想像していましたが、読んで見ると中学生のリアルなお話でした。
けれど主人公と一緒に、いつもと違うひと時を過ごせた気分。私もこの美容院に行ってみたいなと思いました。
心がほっこりして、でも深くて、苦くて。笑いもあって。
読んで満足の一冊になりました。
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