ひげを剃る。そして女子高生を拾う。【電子特別版】 (角川スニーカー文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2018年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (292ページ)
感想・レビュー・書評
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非日常でご都合主義的なシチュエーションであることはそうとして、吉田と沙優の関係性ができていく過程の描き方は良い
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何となく、タイトルが前から気になっていたのですが、あまり期待せずに読み始めたら、一気に読み切りました(笑)。
こんな男にとって都合のいい話、ないことは十分わかっているのですが、どこか憧れてしまうというか、期待してしまう自分が、馬鹿ですね、お恥ずかしい。
見ず知らずの女子高生との共同生活、フラれたはずが、なぜだか思わせぶりなIカップ上司、そして、理想的な仕事ができないけど可愛い後輩。
主人公が、唯一自分に向いてないIカップ上司だけに女を感じているという設定が、私には理解できませんが、無理そうな設定を、最後、上手にまとめていましたので、☆5つにしました。
ただ、続きがあるようで、これ以上どんな展開が可能なのか、私には想像できませんが、我慢できずにそのうち読むと思います(笑)。 -
評価:☆4.5
絶賛アニメ放送中で、ハマったので試しに読んでみた。
内容は区切りの良い3話まで。
地の文があると流石に内面描写は小説の方が一枚上手で、主人公である吉田以外のキャラ視点でも描かれるのがグッド。
アニメと印象が変わったのは柚葉で、普段の振る舞いや吉田に惹かれていった過程が小説では描かれていた。
わざと仕事で手を抜くというのは頂けないが、そういうズル賢い生き方をするんだけど、だからこそ全力で自分にぶつかってくる吉田をいつの間にか目で追うようになってしまう…癖はあるが悪くない。
まぁ僕は沙優一択ですけどね!
そして後藤さんは小説でもやはりこの時点では意図が掴めず…私気になります。
アニメも出来は良いし小説で先に読んでしまうのは勿体ない感あるので、この先はひとまずアニメで追いかけようと思う。
"吉田さんと過ごす時間は、本当に安心できるのだ"
"そして、安心できすぎて、こわくなるのだ" -
家出女子高生を会社員が保護して手を出さず同居するお話
設定を変えて女性向けマンガ誌にはたくさんありそうであるが
あえて男子向けライトノベルで出すのが希少性か
それにしても変化球すぎて
他に違いがあるところに価値を見出す人にしか
ありがたがられないと思う
文章も改行作品で一般文芸としてもくるしく
こういう作品を褒めたくなるのは
『このライトノベルがすごい』のわるいところだ