ママ母手帳 「お母さん二人いてもいいかな!?」の、これまで。 中巻 [Kindle]
- 電書バト (2018年2月15日発売)
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (166ページ)
感想・レビュー・書評
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波乱万丈な展開…キヨさんの彼女さんとの死別。
そしてサツキさんとの再会。
その緊張感ある展開をマイルドにするサツキさんの息子・トナ君との交流。
「おかため(プレゼントの意。語源不明)」
贈与による信頼関係の表現は幼児でも行う原始的なものなのかも知れない。
キヨさんが交際について悩んでいるときに、さらにサツキさんのお腹の中には新しい命まで…!
え、トナ君が「妹欲しい」が理由って…?と私は読んでいて理解に苦しむ。トナ君が幼児の時点でネグレクト気味だったのに…?
サツキさんのパートナーとなることに、トナ君への罪悪感を感じるキヨさん。
サツキさんの「…親がレズビアンだなんていう時点で弱点だらけの出自」という発言。
キヨさんは「――…わかりますよ 自分で差別しちゃう…普通に生きて行けるって信じてんのに」
当事者の中にもある偏見に触れた点がこの巻最後の衝撃。
普通に生きると普通に存在する偏見がある。
Amazon prime reading 読了。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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