穏やか貴族の休暇のすすめ。 (TOブックスラノベ) [Kindle]

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  • 国王の教育係であり、宰相のリゼルは、執務室で仕事をしていたはずが、気がつくと見覚えのない裏路地に立っていた。
    とりあえず、貴族仕様の上着を脱ぎ、街を観察するために歩き出す。
    怖いもの知らずの国王に恐ろしく冷静と評されるリゼルは淡々と貨幣価値や人々の情報を蓄積していき、派手な刀を売って、空間魔法の施された財布とポーチを手に入れる。
    上級冒険者のジルは、無防備に街をふらつくリゼルを見かねて声をかけ。
    冒険者として活動を始めるリゼルだが、貴族社会で培った人心掌握の手腕と頭脳で、信者?を増やしていく。

    冒険者とはいえ、戦闘シーンは最低限、のほほんと本を読んで、知略でお金を稼ぎ、人脈を作るリゼル。
    バジル氏と重なって、振り回される周りにニヤニヤする。
    宿の女将、道具屋の若い店員、冷徹なギルド職員、若手の冒険者パーティと、リゼルを怖れ?慕う人々が増えていき、ギスギスのジルさえも角がとれていく。
    リゼルが突然この街に現れた謎はこれから明かされるのかな。なんかすでに2桁も本が出てるようで、先が長そうー。
    もう少し、リゼルの凄さが具体的だと更に盛り上がるんだけど、今は魅了の魔力持ち?っていう曖昧さが残念。
    それにそれに30歳近いんだし、絵とイメージが違い過ぎて、もっと渋くダンディだったら、若手男子の頭を撫でてもサマになるはずなのになあ。

  • 女性向け。
    BLじゃないけど男がイチャイチャしてるやつ。
    とにかくなんでもうまくいくことばかり。
    ストレスのない冒険がのんびり続く。
    自分は女性だけど、合わなかったなぁ〜。

    語り手?視点ががコロコロ変わるためか、あれ?この描写は誰目線だ?と迷うことが時々あった。
    ラノベなのになんとなく読みにくさを感じた。

  • あとがきに書いてあるそのまま、作者さんの好きなものをぶっ込みまくったのがよく分かるキャラクターたち。
    いや、でもこれ同属性の人にはたまらんでしょう。
    私は甘えて泣く男はあまり好みではないので評価辛め。
    ストーリーよりもキャラクターを楽しむ本。

  • 本文やセリフが持って回った思わせぶりな書き方が多くて、意味がすんなり入ってこないので疲れる。視点がコロコロ変わるのも落ち着かない。
    ストーリーの大半が、主人公どうだ凄いでしょというテイストで進むので鼻につく。
    私には合いませんでした。

  • 著者は頭ポンポンが好きなんだなと

  • 女性向けなろう小説。まったくもって自分には合わなかった。愛され主人公なのはいいのだが、彼が愛されるまでの過程が個人的に描写不足、もしくは納得いく表現ではなかった。ゆえに何でこんなに良く分からない主人公が愛され、もてはやされているのか謎だった。会話文や描写もやや分かりづらく、読みにくかった。のて申し訳ないけれど低く採点した。

  • 異世界転移.
    異世界人(貴族)が似たような異世界に転移.
    謎の高位存在とか出てこなくて突然に.
    なんでも「カマボコ」だとか.
    平行世界っぽいですね.
    で,この世界では住所不定無職だからってことで
    どうせなら今までに出来ないようなことをしようと
    冒険者になって….

    面白かったんで続きも買うぞー.

  • コミックスが面白かったので買ってみたら、心情の描写がある分よりシチュエーションはわかりやすいし、典型的な主人公愛され系なので最初は面白く読んでたんですが、本当に全く主人公が困らないので、これ、飽きますね……
    それでも一巻はなんとか読み切りましたが、2巻はすでに途中で挫折しました 二次創作ならそこそこ楽しめると思うんですが、もうちょっとシナリオに上下がないと、これを10巻以上読むのは……すごいな……

  • そういえば後書きで作者さんの書いてた属性に一つも当てはまらなかったな。

  • なろう系を女性向けにするとこんな感じなのか

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著者プロフィール

『お女ヤン!!』で、第4回魔法のiらんど大賞<最優秀賞>を受賞し、デビュー。コミックス化もされ、累計50万部を超える大ヒットとなる。

「2022年 『魔法のiらんどCOMICS お女ヤン!! イケメン☆ヤンキー☆パラダイス(15)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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