高橋是清自伝(下) (中公文庫) [Kindle]

著者 :
制作 : 上塚司 
  • 中央公論新社
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感想・レビュー・書評

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  • 下巻は様々な仕事を経て日銀や政府で働くようになってからのエピソード。当時の政府内の折衝が多く記載されており、日清戦争や日露戦争時の雰囲気も臨場感たっぷりに伝わる。
    新聞連載をもとにしているからか、様々な恩人や友人に関するエピソードが多い。自伝であると同時に、公的な場を使った感謝のメッセージだったのかもしれない。

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著者プロフィール

嘉永七(一八五四)年、幕府御用絵師の子として江戸に生まれ、仙台藩足軽高橋家の養子となる。藩の留学生として渡米して苦学。文部省、農商務省を経て、日本銀行に入り、横浜正金銀行を経て、日銀副総裁に就任。日露戦争外債募集に成功した。日銀総裁に昇任後、山本権兵衛内閣の蔵相となり立憲政友会に入党した。大正一〇(一九二一)年、首相・政友会総裁に就任。都合七度蔵相を務める。金融恐慌ではモラトリアムを実施、恐慌を沈静させた。また世界大恐慌では、金輸出再禁止、国債の大量発行など積極財政による景気刺激策を推進した。昭和一一(一九三六)年の二・二六事件で暗殺された。

「2018年 『随想録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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