ハマトンの知的生活のすすめ [Kindle]

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  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2018年5月24日発売)
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みんなの感想まとめ

知的生産の重要性とそのための健康について深く考えさせられる内容が展開されており、特に「経験が貴重であるのは、自分の力の限界を知るため」という言葉が印象的です。また、読書に関する洞察もあり、実際に読まれ...

感想・レビュー・書評

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  • マーカーをたくさん入れた。
    知的生産には健康が欠かせない、ということがまず書かれている。
    「経験が貴重であるのは、それによって自分の力の限界を知ることができるからだ。」というのが印象に残った。
    「いくら本を集めても、実際に読めるのはそのごく一部だけであり、大部分は読まれずに埃をかぶったままになるというのが普通である。」昔の人も積ん読は多かったのか…。

  • 1 「知的」とはどういうことか
    001 知的生活は誰にでも開かれている
    002 何の苦労もない生活は知性の発達を妨げる
    003 知的な人はどこにいても何かを学べる
    004 気高い思考を求めよ
    005 人を知的にするのは知識ではなく「徳」だ
    006 知的に生きるとは、真理を求めてやまないこと
    007 知的生活に年齢は関係ない
    008 知的な生き方そのものが高貴だ
    2 健康こそが知的生活の基盤
    009 知的活動には肉体的な基礎が不可欠だ
    010 健康は蓄えておくことができない
    011 どんな薬も運動に勝るものはない
    012 体が求める休息を受け入れよ
    013 完全な休息が必要だ
    014 知的生活は良質な睡眠から生まれる
    015 知的生活は健康な肉体から生まれる
    016 健康に最高の投資をせよ
    017 運動が知的生活を支える
    3 仕事に打ち込むことが人生を豊かにする
    018 仕事に打ち込めば、退屈など感じない
    019 労を惜しんでは成果があがらない
    020 地道な努力を続けよ
    021 人一倍の努力が業績につながる
    022 芸術は苦しみとの戦いの成果だ
    023 知的な仕事は過程を楽しむものだ
    024 焦って仕事をしてもうまくいかない
    025 経験によって自分の限界を把握する
    026 知性とともに精神的な強さを持て
    027 自ら修練しなければ知性は磨けない
    028 意志の力で才能は伸ばせる
    029 厳しい訓練を積んでこそ、望みはかなう
    030 文章がその人の精神的な力を表す
    031 誰でも文学が書けるわけではない
    032 教養なき者に魂は宿らない
    033 考える努力を続けてこそインスピレーションが湧く
    034 好き嫌いを軽視してはいけない
    035 自分の好き嫌いが他人と違うことを気にするな
    036 公平無私な心が知的生活の支えとなる
    037 自制心が大望をかなえる
    038 知的冷静さを持つ
    039 能力を浪費するな
    040 名声に囚われると知的な仕事が妨げられる
    041 他人の評価を求めない
    042 文筆という活動は薬にも毒にもなる
    043 大衆への迎合に腐心してはいけない
    044 名を知られることを求めてはいけない
    045 習慣が人の幸福を左右する
    046 苦しみを知ることは人生を豊かにする
    047 知的な活動は精神を満足させる
    048 身体が衰えたときにこそ、知的な仕事の価値は高まる
    4 知識があるだけでは知的とはいえない
    049 知識は精神的な向上に結びつかなければ意味がない
    050 知識は増やせばよいというものではない
    051 無駄な知識を増やすな
    052 一つのことを究めれば、その対象へ深く入り込むことができる
    053 一つのことを究めないと知的な喜びを得られない
    054 あまりに多くのことを同時に勉強してはいけない
    055 知識は常に使わなければ意味がない
    5 学びの目的を定める
    056 研究対象を掘り下げることが知的な喜びだ
    057 一つのことを学び続けよ
    058 学ぶ対象を絞ることで知的生活は充実する
    059 知識の幅を広げることがよいとは限らない
    060 一見非実用的な研究も、大いに役に立つことがある
    061 勉強の成果はやがて影響しあう
    062 幅広い読書からアイディアが得られる
    063 多く学ぶより深く学べ
    064 忘れることも大切だ
    065 興味のないことを無理に学ぼうとしてはいけない
    066 興味が湧くものはあなたにとって大切なものだ
    067 あなたの興味があなたの個性となる
    068 物事の本質を結びつけることが知性の訓練となる
    069 覚えるためには構造を理解しなければならない
    070 関連と構造がなければ雑学にすぎない
    071 自分にとって大切でないものは覚えなくてよい
    072 勉強の軸を決める
    073 原書を読むことにこだわらない
    6 時間を効率的に使う
    074 教養を身につけるには時間の節約が必須だ
    075 時間節約には強い決意と潔い諦めを
    076 決意のない勉強は時間の無駄だ
    077 人生において重要なのは選択することだ
    078 自分の限界を明確にする
    079 勉強の範囲を絞れ
    080 学ぶ対象を選択し、徹底的に学べ
    081 古人の学び方に学ぶ
    082 相互補完的な勉強は効率がいい
    083 際限なく生まれる勉強欲を取捨選択する
    084 人生の大きな過ちの一つは必要な時間を見通せないこと
    085 物事を完成させるには必要な時間を正確に見積もらなければならない
    086 一日にできる仕事はごくわずかだ
    087 時間の見通しを誤る単純な理由
    088 時間の伸縮性には限界がある
    089 時間をどう使うかをよく考えよ
    090 何をやるかより何をやらないかを決める
    091 不測の事態に備える
    092 あわてて行動してはいけない
    093 無策な行動は時間を無駄にするだけだ
    094 よい仕事をするためには一定の時間が必要だ
    095 知性のある人は物事にかかる時間がわかっている
    096 じっくり考えることは時間の節約につながる
    097 どれだけの時間とエネルギーを注ぐかを考えて仕事に取り組む
    098 実行に移した仕事は迅速に仕上げる
    099 一番快適な時間帯に一番大切な仕事をする
    100 知的仕事には邪魔が入らないようにする
    101 知的仕事にはまとまった時間が必要だ
    102 こまぎれ時間にはこまぎれの仕事をする
    103 物事が順調に進むことなどない
    104 知的な作業に追い込みは通用しない
    105 一瞬のひらめきも多くの時間の積み重ねがあってこそ生まれる
    106 天才とは、規則的に勉強を続けられる人だ
    107 わずかな時間も充実させる
    108 時計に支配されるのではなく、時計を支配せよ
    109 知的生活には時間の浪費もときには必要だ
    110 「何もしない」ことも重要だ
    111 無駄な時間を大切にする
    8 計画的に読書する
    119 読書は計画性がなければできない
    120 自分の読書力に幻想を抱いてはいけない
    121 外国語の本は自国語の本よりはるかに時間がかかることを忘れない
    122 外国語の読書で本質を理解するのは非常に難しい
    123 規則正しい生活と2時間の読書を確保する
    124 没頭できる読書環境を持つ
    125 読書を中断すると損失が大きい
    126 読書には選択が最も重要だ
    127 新刊の波にのまれてはいけない
    128 古典にこだわり過ぎるのもいけない
    129 人生という書物を味わい尽くせ
    9 お金とうまく付き合う
    130 名誉と権力が知的生活を妨げる
    131 お金がある人には時間がない
    132 知的生活にも最低限のお金は必要だ
    133 貧しさは知的生活を妨げる
    134 お金が目当てになると知的仕事の質は落ちる
    135 経済的基盤が知的な業績を生み出す
    136 経済的不安は精神的苦痛を招く
    137 有名な文学者たちの経済力
    138 お金は敵にも味方にもなる
    139 お金に対する反感は何の役にも立たない
    140 思考の豊かさは自由に使えるお金の量に比例する
    141 貧しさは選択と集中につながる
    142 時間と健康さえあれば実力を発揮できる
    143 良質な読書体験はお金には替えられない
    10 習慣を疑え
    144 習慣の力は計り知れない
    145 習慣は知的生活を妨げることがある
    146 習慣への異議申し立ては文明を前進させる
    147 自らの考えについては断固として主張せよ
    148 反抗するに値することとそうでないことの見極めをつける
    149 習慣という定めがあるからこそうまくいく部分がある
    150 悪い習慣には反対する勇気を持つ
    151 習慣を変えるには、小さな変化を積み重ねるのがよい
    152 先人の努力に感謝を忘れない
    153 伝統に敬意を払う
    154 当たり前に信じていたものにも批判的になるべきだ
    155 知的に正直に生きる
    156 真実は潔く受け入れる
    157 権威ではなく真実に敬意を払う
    158 宗教の教義を盲信してはいけない
    159 知性とは合理的な思考法によって頭を使うことだ
    160 知性は頭の中だけではなく行動にも表れる
    161 教養は思いやりの心を生み出す
    162 健康で道徳的な生活こそが高級だ
    163 喜んで人に教える
    164 知的生活者の精神は自由に飛翔できる
    165 知的生活者は疑い続ける
    11 知的生活を維持できる関係を築く
    166 知的な友人と孤独な時間を確保する
    167 結婚とはお互いが寄り添って成長することだ
    168 他人の結婚の正しさを知る者はいない
    169 結婚で知的生活者の世界は大きく変わる
    170 夫婦の幸せは知的な会話が交わせることだ
    171 知的な夫婦の会話にはいつも発見がある
    172 結婚と知的生活の両立は難しい

  • 2023/09/17 Kindle Unlimited
    なるほど

  • 一つのことに集中することの大切さ
    物事に決定的な結論や正解はなく、暫定的であるということ
    生きることの最大のエンタメは、学ぶこと、なんだろう

  • 暮らしの生産性を上げるために参考にしたい原則的なことが書かれてる。一つ一つが短い文章でまとめられてるので心に刺さりやすい。

  • アンリミテッドにて読了。
    短いエッセーのような、箴言集のような本。ちょっと物足りない感もあるが、短くぎゅっと大切な要素が詰まっていてよかった。確かにハマトンの知的生活は、以前読んで長すぎとか感じたので、このように重要なところの抜き書きはありがたいと思った。でもやっぱりもっと読みたいと思った。

    星三つ。

    以下にハイライトした個所をコピペ:

    45
    青色のハイライト | 位置: 217
    人を知的にするのは知識や学問ではない。それは、物事を常に生き生きと、美しく考えることができるようになる人間としての徳なので


    青色のハイライト | 位置: 225
    知的な生き方そのものが高貴


    青色のハイライト | 位置: 227
    何も具体的な形で生み出さなくても、そうした知的人間の生き方そのものが高貴で美しいので


    青色のハイライト | 位置: 233
    健康は蓄えておくことができ


    青色のハイライト | 位置: 235
    一週間の健康はその週のうちに補っておかなければならないもので


    青色のハイライト | 位置: 248
    カントは満足な知的生活をするためには、肉体的な健康が何よりも大切であることを人一倍理解していた。そして、一日の知的生活の質を左右する最も重要な要因が前夜の睡眠であるということもよく分かっていた人であっ


    青色のハイライト | 位置: 263
    もし今の仕事に退屈しているとしたら、それはその仕事に徹底して打ち込んでいない証拠である。徹底して仕事に打ち込んでいるとき、君の世界から「退屈」という言葉は消え去っているはず


    青色のハイライト | 位置: 266
    何らかの成果を生むような仕事というのは、十のうち九まで、必ず骨の折れるつらい仕事である。複雑で高級な仕事であれ、単純作業であれ、およそ仕事というものは労を惜しむような人には決して満足な結果をもたらさないようにできているの


    青色のハイライト | 位置: 270
    文学でも芸術でも作者には最高の勤勉さが要求される。音楽や絵画などの分野で素晴らしい仕事をした人たちを見ても、地味で退屈な修行にじっと耐えてこなかった者はいない。今も昔も、偉大な芸術家たちが世に出てきたのは、彼らが固い信念をもって、コツコツと地道に不断の努力を続けてきたから


    青色のハイライト | 位置: 282
    知的生活において重要なことは、知的な仕事を行っているときは、その過程を心から楽しむということである。その仕事を終えることばかり気にしていると、仕事そのものが苦痛になり、結局は挫折してしまうことが多くなる。 知的生活を志す者は、知性の旅程は無限に長いということをまず認識しなければならない。一歩一歩前進することが知的生活における最大の秘訣で


    青色のハイライト | 位置: 300
    卓越した人物というのは、仕事に関する訓練を十分積み、自己修練を重ねてきた人物のことである。自ら進んで知的訓練を受けたことがない人で、ひとかどの知識人になった人などこれまで聞いたことが


    青色のハイライト | 位置: 307
    われわれが生まれながらにして授かった能力というのは、単に何かになろうとする力に過ぎないのであり、それだけでは不十分だ。実際に何かになれるかどうかは、われわれが自分に対してどれだけ厳しい訓練を課すかどうかにかかっているので


    青色のハイライト | 位置: 319
    考える努力を続けてこそインスピレーションが


    青色のハイライト | 位置: 323
    われわれには好んで求めるものとそうでないものがあるが、そうした個人の好き嫌いを軽視してはいけない。というのも、そうした好き嫌いの気持ちがわれわれのもって生まれた能力を最もよく示しているから


    青色のハイライト | 位置: 326
    自分の好き嫌いの感情というのは信頼できるものだ。特に知的訓練においては、そうした心の内なる法則に従って行うことが大切である。心の内なる法則に従った結果、自分の考えや行動が他人の一般的な意見と違ったとしても、それを気にする必要などまったく


    青色のハイライト | 位置: 332
    知的に公平無私であるというのは生まれながらに個人が持っている資質ではない。それは自らが積極的に求めなければ得られないものである。公平無私とは、自分にとってどれだけ不都合なことであろうとも、潔く真理を受け入れる覚悟のことをいうの


    青色のハイライト | 位置: 335
    成し遂げたいと思う大望があるとき、人はその大望を実現するために自制心を働かせるものだ。そうした大望を成就するためには、その仕事の巨大な重みに耐えうるだけの強い肉体と、知的な頭脳をいつも維持しておかなければなら


    青色のハイライト | 位置: 341
    自分の持てる力を浪費するのは愚かなことだ。そうした力の浪費は自分の情熱に水をさすことになる。十年もそんな生活をしていれば、意志の力はほとんどなくなり、心に秘めていた情熱もなくなってしまうもの


    青色のハイライト | 位置: 344
    才能ある知的人間が世の中に認められないままでいるとしよう。もしその人が野心家であるなら、それは精神的に大変つらいことだろう。しかし、多少見方を変えれば、そのほうが誰に気兼ねすることもなく、思う存分自分の実力を発揮することができるようになり、かえって安らかな気持ちで知的活動に打ち込めるようになる。誰もが名声を望むが、そうした名声はしばしば知的活動の妨げになるもの


    青色のハイライト | 位置: 349
    知的な人間の努力が世間から正当に評価されることは少ない。知的な人間は、たとえ自分のやっていることが世間から正当に評価されなくても気落ちせず、自分のやっていることには無限の価値があるという強い信念を保持していなければなら


    青色のハイライト | 位置: 355
    より完璧な知的生活というのは、寡黙な研究者によって実践されるものである。大衆のためにものを書く人間は大衆の奴隷になってしまう。その結果、自分が真に知的関心を持つテーマはそっちのけとなり、大して興味もないテーマについて書くことになるの


    青色のハイライト | 位置: 359
    名も知られず、地方でひっそりとつつましく生きている人間のほうが、大衆に迎合するようなものを多く書いている有名人よりも、よほど教養ある知的人間と呼ぶに


    青色のハイライト | 位置: 362
    幸福とは何よりも習慣の中に見出されるものである。習慣とはそれほどまでに深く人間性に根ざしたものであり、人間の本能を満足させてくれるものなの


    青色のハイライト | 位置: 364
    病人は病気のことをよく知っているが、それ以上に健康の喜びのことをよく知っている。だからこそ、健康な人よりも健康について深く正確に考えることができるのだ。人生もそれと同じで、苦痛のない人生ほどつまらないものはない。病気の苦しみを知らず、それを理解することもできないような人は、決まってどこか物足りないところがあるもの


    青色のハイライト | 位置: 372
    知的労働に関しては、身体が衰弱したときの仕事が最も完成度が高く、最も価値が高いということが往々にしてあるものだ。精神と身体は共に衰えていくと考える人が多いが、知的労働に関して言えば、そうした考えは必ずしも正しく


    青色のハイライト | 位置: 384
    無駄な知識を増やす


    オレンジ色のハイライト | 位置: 385
    能率的に学習ができるのは、その対象を絞り込むからである。そのことを知的生活者は知っておく必要がある。自分に生まれつき適性のない勉強をしても、それは時間の無駄にすぎない。自分に適性のない知識の探求は知的生活にとって有害で


    オレンジ色のハイライト | 位置: 429
    勉強の成果はやがて影響し


    オレンジ色のハイライト | 位置: 434
    一見何の役にも立たないように見える知識にも間接的な効用があることを最もよく知っているのが作家である。偉大な作家というのはすべて幅広い読書をしているものだ。彼らはそんな幅広い読書の中から作品の暗示を得たり、アイディアをつかんだりしているのである。作家の仕事というのは、それまで数ヶ国語で読み漁ってきた乱読に負っていることが往々にしてあるの

    メモいわゆるセレンディピティーのこと。

    オレンジ色のハイライト | 位置: 454
    あなたの興味があなたの個性と

    メモ部分は縮小され、あるものは完全に省略されてしまう。画家が傑作を生むことができるのも、まさにこのような選択記憶があるからだ。

    オレンジ色のハイライト | 位置: 487
    知的生活を心がけている人というのは、くだらないことに時間を浪費してしまうようなことはない。ところが、そんな知的な人がつい時間を浪費してしまうのが、まさにそうした知的な勉強に従事しているときなのである。 何事につけ物事に精通するためには一生の大半を使わねばならない。しかし、勉強は一生かかってするものだと思うと、かえって毎日の時間を節約することについて無頓着になり、結局時間を浪費してしまうことになる。これは知的生活者にとって、最も心すべきことで


    オレンジ色のハイライト | 位置: 498
    どんな知識や技術でも、それに習熟するためには一定の時間と、それに集中して取り組むだけの決意が必要である。しかし、そこまでする時間も決意もないのであれば、それは最初から時間の無駄である。不完全に習得した知識や技術は実際の役には立たないもの


    オレンジ色のハイライト | 位置: 581
    画家にとっては、カンバスのどの位置にどんな色を塗るかさえ決めれば、実際に描くことはほんのわずかな時間でできてしまう。しかし、絵の構想が決まっていない段階で成り行きまかせに描いていくと、それは十中八九、時間の無駄としかいえないような駄作になって


    オレンジ色のハイライト | 位置: 605
    時間という問題は知的人間にとって最も大きな関心事の一つだ。なかでも一番重要なのは、一日のうちどの時間に一番注力する仕事をやるかということである。 それは昼であっても夜であってもかまわない。重要なことは、自分にとって一番快適だと感じる時間にその仕事をすること


    オレンジ色のハイライト | 位置: 767
    富は快楽のほかに、名誉と権力も与えてくれるのだ。こうした名誉と権力が手に入ると、人は自分自身で知的労働をするよりも、それを人に指示することにより大きな喜びを感じてしまう。 また、富は人を謙虚にすることがあるが、謙虚であるためにかえって他人に対する依頼心が助長されてしまうことも多い。自分が知的労働をするよりも、その道の専門家にしてもらったほうがはるかにうまくいくだろうと考え、自分が果たす役目は専門家にお金を支払うことだけだと思ってしまうの


    オレンジ色のハイライト | 位置: 774
    知性の王国に入るためには、どんなときにも途中で勉強を邪魔されるようなことがあってはならない。しかし、富者には社交や事業においてなすべきことがあまりに多く、誰にも邪魔されずに勉強に打ち込めるような自由な時間が持てないの


    オレンジ色のハイライト | 位置: 780
    独創的な研究や発見をする頭脳があるにもかかわらず、生活のために知識を大衆に切り売りしたり、俗受けするものを書いたりすることは、せっかくの能力を無駄にしているのと同じだ。そうならないためにも、知的生活を志す者はまず自分の経済的基盤を確立しなければなら


    オレンジ色のハイライト | 位置: 787
    基本的に知的生活とは、調査研究を積み重ねながら、そのほとんどを勉強に明け暮れる生活であるといっても過言ではない。ときには一日執筆するために、一ヶ月もかけて調査研究しなければならないこともある。そんな知的生活をする上で最も悪影響を及ぼすのは、経済的な不安による生活の逼迫なの


    青色のハイライト | 位置: 832
    貧しさは選択と集中に


    オレンジ色のハイライト | 位置: 833
    知的生活の観点から見たとき、貧乏であることがプラスに働くこともある。裕福な知的人間にとっては、世の中には食指を動かされることが多すぎて、どれに知的努力を集中してよいか分からないことがある。ところが、貧乏な人間にはそんなことは起こら


    オレンジ色のハイライト | 位置: 837
    実際、金持ちの中にはお金と時間を惜しまず何でも学ぼうとする者がいるが、結局は何も身につかない。それに対して、お金も時間もない貧乏な人が学べることはもともと限られており、それがかえって、高度な専門的研究につながることも多いの


    オレンジ色のハイライト | 位置: 840
    かつての私は、生まれついての境遇や機会のほうが重要だと思い、個人の努力についてはそれほど重視していなかった。しかし、今ではむしろ個人の努力こそが重要であると考えるようになった。 知的人間に必要なのは時間と健康である。これさえあれば、実力を発揮する機会はいつでも訪れるもの


    オレンジ色のハイライト | 位置: 936
    知的生活で最も素晴らしいことは、自分の知的努力の成果を惜しげもなく喜んで人に教えることである。純粋な気持ちで進んで人にものを教えるということはその人の心の広さを示すものであり、教養を身につけた人間の最も素晴らしい特徴なの


    オレンジ色のハイライト | 位置: 971
    結婚における理想的な知的生活というのは、自分が最も興味があることについて、夫婦で常に会話ができることで


    オレンジ色のハイライト | 位置: 974
    知的な夫婦関係を長持ちさせる秘訣は、お互いが興味をもてることについて内容のある会話ができるように努力することである。そのためには、お互いが常に新しい知識や思想によって自分の頭が硬くならないようにしたい。そうした努力を怠ると、夫婦間には必ず倦怠感が

  • この本でなくてもどこかで聞いたことがあるような内容が多く、書かれていることの多くがともすれば当たり前に思えてしまうので、読後のインパクトには欠ける印象でした。 しかしながら大事なことはたくさん書かれているので、読み手の側に心得があるのなら、平易で短い文章でも、深く共鳴するものがあると思います。

    以下、私にとって気に留めておきたい項目の抜粋。

    健康の大切さ
    運動の大切さ
    休息の大切さ
    睡眠の大切さ
    習慣の大切さ
    無駄な知識を増やさない
    あまり多くのことを同時に勉強してはいけない
    自分にとって大切でないものは覚えなくていい
    強い決意と潔い諦め
    際限なく生まれる勉強欲を取捨選択する
    何をやるかより何をやらないかを決める
    新刊の波に飲まれてはいけない
    結婚と知的生活の両立は難しい

    #こうしてまとめてみると、手当たり次第に何かを得ようとするのではなく、的を絞れという教訓が見えてきました(笑)

  • 1873年に刊行された名著『知的生活』から、現代でも役立つ部分を精選して翻訳・編集した本。

    知的生活を支えるのは睡眠、健康、時間管理。この3つを重視した上で知的生活を楽しむことが人生を豊かにします。

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P.G.ハマトンの作品

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