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感想・レビュー・書評
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戦略子育て 楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方
著:三谷 宏治
本書は「働く親」に向けての「育児書」である。将来大人になったとき、「一緒に働きたい」「採用したい」「いろいろ話してみたい」「ついていきたい」と言われるような人間に、我が子を育てる方法が書かれている。
子どもたちが将来、精神的に自立し、発想力と決める力を駆使しながら自立的に動ける(生きる力)ように、親はその訓練に励むしかない。子育てとは、子どもの自立に向けたたった20年前後の人材育成プロジェクトなのである。
本書の構成は以下の9章から成る。
①AI時代に活躍できる人材
②試行錯誤に必要な3つの力
③叱り方・ほめ方
④遊び・おもちゃ・ケータイの与え方
⑤おこづかいでの自由と制限
⑥親子コミュニケーションは脱ワンワードと傾聴から
⑦勉強・読書について
⑧お手伝い・イベント企画の任せ方
⑨反抗期を超え自立まで
自分たちがそうであったように、確実に自分の子供たちは今よりもさらに厳しい環境の中で大人になり、食べていかないといけない。そしてどう厳しくなるかはだれもわからず、ある程度の困難に備えることができるそのなんとなくを見据えながらしっかりと育てるという非常に難しいミッションが私たちには与えられている。
そしてそれを乗り越える子供たちはより努力が必要にもなる。
見えないから不安でもあるものの、見えないものだと割り切りながら備える、楽しみながら共に成長していくスタンスで接することでお互いに余裕を持ってそれに立ち向かうことができる。
本書は不安な何かに立ち向かうための武器が体系的に紹介されている。もちろんどれが正解かもわからないが、腑に落ちながら納得しながら読み進めることができる良書。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書中でターゲットとなるこどもは小学生〜大学生です。
自我を育てながら、親との関係を悩み構築していく
半人前をいかに育てていくかがテーマです。
そこまでやっちゃう?という強引さもありながら、論理的であるし、こどもをこどもとして甘やかさない、個人として人格を尊重するのは大事なことだと思いました。
内容についての実践はまだです。
今後再読し、小学生入学前から実践はしたいと思います。