医者の本音 (SB新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • タイトルに「本音」とあるが、とくに驚くような内容や意外と思えるような内容もなかった。
    待ち時間も含めて企業努力をしていない病院が多いというのは納得。そもそもサービスとして捉えているとは思えない、というのが実感。

  • ふむ

  • 医者の本音を聞かせてもらった。なかなか医者には面と向かって貴方の専門分野で年に何人の患者さんを直しましたか?なんて聞けないな。でも、面白かったし医者に会う時の参考になった。

  • 「泣くな研修医」シリーズの著者としても有名な中山祐次郎氏の本。病院の裏側などに興味のある私としては見過ごすことのできないタイトル。とは言え,「泣くな研修医」シリーズを愛読していたり,その他医療系の小説から解説書まで結構読んでいるのでそれほど目新しい話はなかった。それでもいろんな医師がいる中でも良心的な医師はいて,彼らはコミュニケーション能力の不足があったりするかも知れないけど,患者のことを親身に心配してくれているんだなとは感じた。医者が激務なのはもう嫌というほど分かっているし,その点だけを持ってしてもい者を志さずに良かったと思ったりもする。
    高額医療費制度というものが健康保険の財源を圧迫しているというのはなんとなく分かっていたが,具体的によく分かった。1年生き延びるために使える医療費は5万ドルというのもなるほどと思う。というかまだそんなに使って大丈夫なのかとも心配になる。厚労省を中心によく検討していってほしい。健康保険が破綻してしまっては元も子もないのだから。私自身は長く苦しんで死ぬのはまっぴらなので,無理な延命より緩和ケアなどの終活を希望するのだがそれも今後どんな病気で死に向かうのかで変わってくるのだろう。そうした事も含めてコントロールできないことなのだよね。
    中山氏が医局に所属しない外科医だというのはちょっと驚いた。昔ながらの医局による支配には依然として弊害が大きいと思うので良い方に変わっていってほしいと思う。医局に所属しなくてもやっていける医師が増えていけばよいのだろうか。

  • まあ そうだよな だから?

  • 若いのに立派
    命の値段は参考になりました

  • 途中までは、へ〜って感じで読んでて

    最後の章が一番面白かった。

    医療費や延命治療費のあたりは
    恥ずかしながらあまり気にしたことがなくて
    結構な衝撃でした。

    うーん。。

    お金がないといい医療が受けられなくなるのかなあ
    最近の首相の皆保険に関する発言もあったし、
    ちゃんと資産形成しておかねば。。

  • 「医者はみな大なり小なり患者さんを良くしようと思っている(それがうまくコミュニケーションに反映されていないこともあるが)」

    ぜひそうであってほしい。。。

  • すごーくよくわかりすぎる内容だった。
    医療業界に飛び込んだ新人さんとか読んでほしい。
    外科医が日々考えていることや外科医の日常がリアルに書いてあって、タイトルのままだなと。
    死生観に関しても医療費の側面から考えさせられた。

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著者プロフィール

1980年神奈川県生まれ。鹿児島大学医学部卒。現在は湘南東部総合病院外科勤務。著書に『泣くな研修医』シリーズなどがある。最新作は『やめるな外科医 泣くな研修医4』(幻冬舎文庫) 。

「2022年 『ココロギミック 異人と同人3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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